仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

小さい声で発表する子がいる場合の指導・・・毎日短時間で一人一人指導する

2020年09月01日 | 授業づくり
 指導をしていない学級の場合、発表の声が小さいことが多い。

 自分が学級担任をしていた頃は、短時間ではあるが、毎朝声を出す練習をしていた。

 しかも、一人一人に。

 どうするか?

 朝は、「健康観察」をする。

 その時間に指導する。

 健康観察の際、「○○くん」と教師は名前を呼び、

 子供は「ハイッ、元気です。」と答える。

 聞こえたら、「○(マル)!」という。

 そして次の子の名前「○○さん」

 同じように「ハイッ、元気です。」と答える。

 それが、はっきり聞こえたら、「二重丸!」とか、「花まる!」と評価してあげる。

(もちろん、体調が悪い子には無理をさせない。)

 全員に○はあげるが、次のようにレベルアップさせる。

 教室の隅々にまで、はっきり聞こえている子には二重丸。(叫ぶのはNG)

 さらに、ハイの声が、語尾までしっかり言える子(「ハイッ」の小さい「ッ」が言える子)は、花まる。

 というように、些細なことだけれども、毎日短時間で指導することで、一人一人の声はどんどん聴きやすい声になっていく。
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