仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

転勤した直後に感じる違和感は、学校を変えるヒントを与えてくれる。

2021年04月03日 | 学校経営
 新しい学校に転勤すると、当然のことだが、違和感を感じることがある。

 その違和感は、学校を変えるのに役立つことがある。

 例えば、校内での文書の決裁方法についてである。

 新しい学校の校内決裁用紙を見たときに、違和感を感じた。



 下半分は不要ではないかと感じた。

 下半分にある「○○について」の○○には、文書のタイトルを書かなくてはならない。

 いちいち書くことになる。

 この決裁用紙の後には、決裁を受けるための資料が添付される。

 その資料には、タイトルが書かれてあるはずだ。

 それならば、決裁用紙にいちいち書く必要は無い。資料を読み始めれば分かることだ。

 これまでの勤務してきた学校でもそうだった。

 
 「○○について」の、○○の部分を書くのに必要なのは、10秒程度かもしれないが、年間には何十回、何百回と書くことになるだろう。

 その積み重ねは相当なものになる。



 この決裁用紙には、「標題」は書かなくてもよいのではないですか?添付資料には書いてあるはずなので。」

 と、提案したら、「助かります」「有り難いです」という声が返ってきた。

 職員の方々も、そう思っていたようである。

 


 今後は、決裁用紙自体も不要になることだろう。

 効率化が図られれば、それに越したことはない。


 
 転勤したときは、新しい学校のルールに違和感を持つことがある。

 意味があって、大事にしているならば別だが、違和感を感じたら、どんどん改善の提案をした方がよいと考えている。

 転勤した直後は、特にチャンスである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする