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デンゼル・ワシントン主演の映画「イコライザー」の見所 その2・・・穏やかで自分を律する男の描き方

2021年04月29日 | 映画
 以前、デンゼルワシントン主演の「イコライザー」という映画について書いた。

 デンゼル・ワシントン主演の映画「イコライザー」の見所


 この映画が好きである。繰り返し見てしまう。

 デンゼルワシントン演じるマッコールがものすごく強い。(少し残酷)

 そのアクションシーンも好きだが、ほかにも好きなシーンがある。

 そのシーンは、他の人には印象に残らないだろうなあというシーンである。


  
 その1つが、映画が始まって15分ほどのシーンである。

 「穏やかな声が聴きたい」(I just kind of felt lke a quiet voice)という台詞のシーンである。

 主人公のマッコールは、悪人には容赦ないが、それ以外の人にはとても優しい。常に穏やかに話す。

 仕事に疲れた少女娼婦のアリーナが、主人公のマッコールに話しかけてくる。

 マッコールが、「どうしたんだい」(so?)と問うたときに答えるのが、アリーナの「穏やかな声が聴きたい」という台詞である。

 このシーンを見ながら、こう思う。

(そうそう、仕事に疲れた人は、穏やかな声に癒やされるんだよなあ)

(この台詞が、マッコールの穏やかさを伝えるんだよなあ)


 たぶん、他の人は、あまり心に残らないシーンかもしれないが、自分は印象に残る。



 もう1つは、片付けのシーンである。

 自分を律する男という感じがする。

 始まって5分ちょっとくらいだろうか。

 午後6時半くらいに食事を一人でとり、食器を洗う。

 最後にシンクの水を綺麗に拭き取るシーンである。

 以前のブログにも書いたが、何か修道士のような(日本でいえば修行僧のような)雰囲気を感じさせる。

 自分を律する主人公という感じが伝わってくる。

 こんなシーンが印象に残るのは、自分くらいかなあと感じながら、このシーンが見たくて、この映画を繰り返し鑑賞しています。



 いい映画です。

 「イコライザー」

 (「イコライザー2」もある。2もおもしろい。けれども、1の方が好きだなあ)

 (もし「イコライザー3」が製作されたら?もちろん観に行きます。)
コメント
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