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月刊誌「致知」令和3年(2021年)8月号からの学び・・・それは性善説でも性悪説でもない

2021年07月17日 | 修養
 素晴らしい言葉を知った。

 月刊誌「致知」令和3年(2021年)8月号からである。

 代々木上原禅堂師家の窪田慈雲氏が紹介されていた。



 教育学者の村井実氏が子供たちの姿を見て、性善説も性悪説でもない、「向善説というのを唱えているんですね。

 人間の本性が善か悪かは分からないけれど、皆善に向かって生きようとしていること自体は問違いない。

 誰もが失敗や間違いをしながらも、よりよく生きようとしている。

 犯罪者だってよりよく生きたいと思って罪に手を染めたのかもしれない。

 そう考えれば、この世界に悪は成り立たない。

 私たちはその「向善説」を教育の根幹に据えることが大事だと、村井氏はおっしゃっているんです。

p.16
 



「『向善説』を教育の根幹に据える」という考えは、重要であると考える。

 性善説も性悪説も、どちらも真実ではあろうが、教育の現場には、「向善説」の方がよりしっくりくることが多い気がするからである。
コメント
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