仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

月刊誌「致知」令和3年(2021年)8月号からの学び・・・「当たり前のことを当たり前に」「どんな平凡なことでも手抜きをしない」

2021年07月14日 | 修養

 月刊誌「致知」令和3年(2021年)8月号も学びが多かった。



 帝国ホテル社長 定保英弥氏の言葉

 総支配人になったときから十年以上、今もずっと言い続けているのは、「まずは当たり前のことを当たり前にやろう」ということです。

 基本プレーという言い方をしているのですが、挨拶をきちんと交わすとか納期や約束を守るとか電話が鳴ったらすぐに出るとかお詫びとお礼は一秒でも早くとか、そういう基本動作を徹底することが一番大事だと思うんですね。

 p.22


「現場力」を高めるためには、「当たり前のことを当たり前にやろう」ということで、帝国ホテルでは、基本プレーを重視している。



 続いて、同じような話をほかの方もしている。


 松下幸之助氏に学んだ上甲晃氏の言葉である。

 (907名の受験生のうち、合格した23名が選ばれた事について)

 「受験生のどこを見て選んだのか」という質問に対して、松下幸之助が「運と愛嬌」と答えたのは有名な話です。

 愛嬌は判別しやすいのですが、運の善し悪しがどうしたら見極められるのか、私は長年疑問を抱いていました。


 あるとき、日本ハムファイターズの白井一幸コーチと玄米酵素の鹿内正孝社長との会話の中に、その答えを得ました。

 鹿内社長から「運の強い人を先発メンバーに使うそうですが、どうしたら運が強いかが分かるのですか」と質問を受けた白井コーチは、「どんな平凡なゴロを打っても、全力で一塁まで走る人は運が強い」と答えていたのです。

 どんな平凡なことでも手抜きをしない。

 これこそが人生の真理だ! とハッとさせられました。

 掃除の神様ことイエローハット創業者の鍵山秀三郎さんも「凡事徹底」と、誰もができることを誰もが真似できないほどに徹底する大切さを説いておられます。

 易しいことを、どんな時でも例外なくやり続ける。

 その積み重ねによって、運がよくなり、人生がひらけていくのです。
p.32





 このように、働く分野が違っていても、同じ主張をされている場合が多い。

 その「同じ主張」は、どの分野においても重要だと言える。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする