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月刊誌「致知」令和3年(2021年)8月号からの学び・・・スポーツ指導の目的は何か

2021年07月12日 | 修養
 8月号の特集テーマは「積み重ね 積み重ねても また積み重ね」である。

 どれも学びの多い玉稿だった。
 
 

 特に興味を持って読んだのが、お二人の対談である。

 野球の名門 東海大相模高校硬式野球部の門馬監督と、バレーの名門東福岡高校バレー部監督の藤元監督の対談である。




 門馬監督の言葉

 「目標は全国制覇日本一、目的は人間教育、人格形成である。社会に通用する人間を相模の野球を通じて送り出すんだ。」と。

 これが原貢野球の精神で、教え子である僕は原野球を支える根です。根っこが強くなればなるほど原野球は倒れない。ただそれだけの思いで監督を20年以上やらせていただきました。




 藤元監督の言葉

 「スポーツの力量と生き方、すなわち社会的成功と人間的な完成の両方を成し遂げられる人が、本当の意味での人生の勝利者であり、そういう人間を数多く育てていきたい。」


 野球の指導もバレーの指導も、いずれも目的は人間教育である点が共通している。




 どの教育であっても、根本、本質、原点は同じであろう。


 全国制覇は目標であって、手段なのである。

 けっして全国制覇が目的ではない。

 多くの試練、修羅場をくぐってきたお二人が語る言葉には、説得力がある。 
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