自分は、もうかれこれ20年くらい朝食を食べない習慣を続けている。
(会合や旅行などで食べないといけない場合は、食べるが、基本的には食べない。)
30代前半までは、しっかり朝食を食べていた。
しかし、朝食を食べると、午前中は体が重いのである。
ためしに、朝食の量を減らすと、体が軽く感じる。
気持ちがいいので、徐々に減らしていった。
30代後半には、朝食はとらないようになった。
健康診断で、必ず言われるのが次である。
「朝食はしっかりとって下さい。」
30代半ばは、健康診断の後に、朝食をとることもあった。(言われたことは素直に聞くたちなので)
しかし、やっぱり体が重いのである。
「自分には朝食は合わない」と考え、今は(申し訳ないが)健康診断で「朝食を」といわれても聞く耳は持たない。
朝食は必ずとらないといけないのだろうか?
本を読んで学んでいくと、どうやらそうでは無いことが分かる。
「食べる」ことよりも「食べない」ことの方が重要であることが分かる。
石原結實氏は、「朝食を抜くと健康になる」という著書も出している。
石原氏は、「朝食は食べない。(または、野菜ジュースのみ)、昼は薬味をたっぷりかけた蕎麦などの麺類、夜はアルコールを含め、何でも食べる」という食習慣を提唱している。
『昼は軽く、夜は普通に食べる』ということで、「1日3食」では無くて「1日1.5食」を勧めている。
教育哲学者の森信三氏は、次のように書いている。
玄米食と一汁もしくは一菜で、極めて粗食の生活を送っております。
私の健康維持にとっては、この「立腰」と「粗食」とが欠くことのできない二大素因をなしている
「父親のための人間学」森信三著 p.75
また、二木式健康法の二木謙三氏は、著書「健康への道」で、次のように書いている。
私の朝食は玄米飯一杯と野菜の二分間煮(無塩無糖)と果物くらいである。
この朝飯一食で一日中活動している p.15
(二木氏は、一日一食、朝食のみ食べて、昼食も夕食も食べていない。)
私など玄米食ならば3勺で一日りっぱに働いていける。
(1勺は0.5合なので、1日に1合半食べればよいと言っている!)
他にもたくさんいらっしゃるが、長くなってきたので、続きは明日のブログに書きます。