昨日は、「私の健康法(睡眠編)」を書いた。
その中で、「無枕安眠法」「西式健康法の木枕」について書いたのだが、なぜ行っているのかを書いていなかった。
どちらも、「首と背骨を休めるため」である。
森信三先生は、「無枕安眠法」について、次のように書いている。
これは、文字通り夜寝るとき枕を用いないということです。
これを実行しますと、一日の疲労は一夜のうちにすっかり消えて無くなるのであります。
それというのも、われわれ人間の頭は、体重の約3分の1ほども重さがありますが、それが枕をいたしますと、枕の高さに応じて頭の重量の何分の1かが、背骨の第十二骨から第十五骨の辺りにその重みが伝わり、そして睡眠中ずっとその部分に重みが加わりますので、自然に背中のその部分-これを昔から「けんびき」と呼んでいますが-が凝るわけです。
ところが枕をしなければ、頭の重量は全部地球に吸い取られますから、さすがの「けんびき」もぜんぜん凝らなくなるわけであります。
「父親人間学入門」より
引用してみて、「背骨の第十二骨から第十五骨」がよく分からなかった。
背骨は、上から順に頸椎(首の骨)が7個、胸椎が12個、腰椎が5個である。
ということは、「背骨の第十二骨から第十五骨」とは、胸椎の5番目から8番目の骨ということになるだろうか?
殆ど胸の辺りの骨である。
とにかく、枕の高さによって、頭の重さが背骨に加わり、凝ってしまう。
枕をしないで眠ることによって、背骨に負担をかけずに眠ることができるというわけである。
ただし、時には横向きに寝たくなることもあるので、自分は、バスタオルを丸めた枕も使っている。
長くなったので、「西式健康法の木枕」については、後日書きます。
その中で、「無枕安眠法」「西式健康法の木枕」について書いたのだが、なぜ行っているのかを書いていなかった。
どちらも、「首と背骨を休めるため」である。
森信三先生は、「無枕安眠法」について、次のように書いている。
これは、文字通り夜寝るとき枕を用いないということです。
これを実行しますと、一日の疲労は一夜のうちにすっかり消えて無くなるのであります。
それというのも、われわれ人間の頭は、体重の約3分の1ほども重さがありますが、それが枕をいたしますと、枕の高さに応じて頭の重量の何分の1かが、背骨の第十二骨から第十五骨の辺りにその重みが伝わり、そして睡眠中ずっとその部分に重みが加わりますので、自然に背中のその部分-これを昔から「けんびき」と呼んでいますが-が凝るわけです。
ところが枕をしなければ、頭の重量は全部地球に吸い取られますから、さすがの「けんびき」もぜんぜん凝らなくなるわけであります。
「父親人間学入門」より
引用してみて、「背骨の第十二骨から第十五骨」がよく分からなかった。
背骨は、上から順に頸椎(首の骨)が7個、胸椎が12個、腰椎が5個である。
ということは、「背骨の第十二骨から第十五骨」とは、胸椎の5番目から8番目の骨ということになるだろうか?
殆ど胸の辺りの骨である。
とにかく、枕の高さによって、頭の重さが背骨に加わり、凝ってしまう。
枕をしないで眠ることによって、背骨に負担をかけずに眠ることができるというわけである。
ただし、時には横向きに寝たくなることもあるので、自分は、バスタオルを丸めた枕も使っている。
長くなったので、「西式健康法の木枕」については、後日書きます。