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私の健康法(睡眠編)その2・・・「無枕安眠法」をする理由

2021年08月17日 | 健康・病気
 昨日は、「私の健康法(睡眠編)」を書いた。

 その中で、「無枕安眠法」「西式健康法の木枕」について書いたのだが、なぜ行っているのかを書いていなかった。

 どちらも、「首と背骨を休めるため」である。

森信三先生は、「無枕安眠法」について、次のように書いている。




 これは、文字通り夜寝るとき枕を用いないということです。

 これを実行しますと、一日の疲労は一夜のうちにすっかり消えて無くなるのであります。

 それというのも、われわれ人間の頭は、体重の約3分の1ほども重さがありますが、それが枕をいたしますと、枕の高さに応じて頭の重量の何分の1かが、背骨の第十二骨から第十五骨の辺りにその重みが伝わり、そして睡眠中ずっとその部分に重みが加わりますので、自然に背中のその部分-これを昔から「けんびき」と呼んでいますが-が凝るわけです。

 ところが枕をしなければ、頭の重量は全部地球に吸い取られますから、さすがの「けんびき」もぜんぜん凝らなくなるわけであります。

「父親人間学入門」より




 引用してみて、「背骨の第十二骨から第十五骨」がよく分からなかった。

 背骨は、上から順に頸椎(首の骨)が7個、胸椎が12個、腰椎が5個である。

 ということは、「背骨の第十二骨から第十五骨」とは、胸椎の5番目から8番目の骨ということになるだろうか?

 殆ど胸の辺りの骨である。



 とにかく、枕の高さによって、頭の重さが背骨に加わり、凝ってしまう。

 枕をしないで眠ることによって、背骨に負担をかけずに眠ることができるというわけである。

 ただし、時には横向きに寝たくなることもあるので、自分は、バスタオルを丸めた枕も使っている。


 長くなったので、「西式健康法の木枕」については、後日書きます。

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