ホームセンターに買い物に行ったときのことである。
車で通るときに、駐車場にゴミが落ちていることに気づいた。
袋からはみ出してグチャグチャになっている。
ひょっとすると、何かの液体で汚れているかもしれない。
気づいてはいたが、拾う勇気までは出せなかった。
拾ったゴミを、どこに持って行けばよいかも分からない。
「汚いなあ」と思いながら、そのままスルーして駐車場に車を止めた。
買い物を終えて、駐車場に向かうと、ゴミが無いことに気づいた。
「お店の人が気づいて捨てたのかな?」
そう思って辺りを見回すと、高齢の女性が、素手でそのゴミを持ち、お店の前まで持って行っている。
そして、お店の出入り口、邪魔にならないところに、そっと置いた。
その後、手をハンカチか何かで拭いていた。
恥ずかしかった。
素手で拾う勇気が出せなかった自分が、恥ずかしかった。
ゴミ箱が無くても、お店の前にそっと置いておくという知恵が出せなかった自分が、恥ずかしかった。
「掃除の神様」と呼ばれる鍵山秀三郎氏を尊敬している。
しかし、何冊氏の本を読んでも、今日の高齢の女性のような実行力がない自分が恥ずかしかった。
鍵山氏ならば、必ずゴミに気づいて、ゴミ箱を見つけて、そっと捨てただろう。
必ずそうしている。
何事もすぐ忘れる自分だけれども、この恥ずかしさだけは、忘れないようにする。
車で通るときに、駐車場にゴミが落ちていることに気づいた。
袋からはみ出してグチャグチャになっている。
ひょっとすると、何かの液体で汚れているかもしれない。
気づいてはいたが、拾う勇気までは出せなかった。
拾ったゴミを、どこに持って行けばよいかも分からない。
「汚いなあ」と思いながら、そのままスルーして駐車場に車を止めた。
買い物を終えて、駐車場に向かうと、ゴミが無いことに気づいた。
「お店の人が気づいて捨てたのかな?」
そう思って辺りを見回すと、高齢の女性が、素手でそのゴミを持ち、お店の前まで持って行っている。
そして、お店の出入り口、邪魔にならないところに、そっと置いた。
その後、手をハンカチか何かで拭いていた。
恥ずかしかった。
素手で拾う勇気が出せなかった自分が、恥ずかしかった。
ゴミ箱が無くても、お店の前にそっと置いておくという知恵が出せなかった自分が、恥ずかしかった。
「掃除の神様」と呼ばれる鍵山秀三郎氏を尊敬している。
しかし、何冊氏の本を読んでも、今日の高齢の女性のような実行力がない自分が恥ずかしかった。
鍵山氏ならば、必ずゴミに気づいて、ゴミ箱を見つけて、そっと捨てただろう。
必ずそうしている。
何事もすぐ忘れる自分だけれども、この恥ずかしさだけは、忘れないようにする。