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マスクを取り扱う知識も教えるべきではないか

2021年08月27日 | 学校経営
 文科省は、マスクを「つけるように」という指導だけではなく、「はずすように」という指導も進めている。

 次のように教育現場で指導するように通達が出ている。

「熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断される場合は、マスクを外すこととしています。」

「体育の授業におけるマスクの着用は必要ありません。特に呼気が激しくなる運動を行う際はマスクを外してください。」



 この「はずすように」という指導は、確実に行う必要がある。

 なぜなら、コロナウイルス感染により亡くなった児童はいないが、マスクをつけて運動したことによる児童はいるからである。

 特に、低学年児童に関しては、外すタイミングが十分には分からない可能性もある。

 熱中症だけではなく、酸素不足による脳への悪影響も考えるべきである。



 2学期は、次のような指導もしていく。

 「マスクをしていて呼吸が苦しくなったら、他の人から離れて、広い場所でマスクを外し、深呼吸をすること」

 「深呼吸は、いつでも行ってよい。苦しくなる前にマスクを外すようにしてほしい。」

 

 マスクを「つける指導」だけではなく、十分な呼吸をするための「はずす指導」も必要だと考えている。



 ~参考~
文科省のHPより
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00020.html#q4
問4 学校ではマスクの着用が必要ですか。【6月14日更新】
A 学校教育活動においては、児童生徒等及び教職員は、身体的距離が十分とれない時はマスクを着用すべきと考えられます。ただし、気候の状況等により、熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断される場合は、マスクを外すこととしています。
 また、体育の授業におけるマスクの着用は必要ありません。特に呼気が激しくなる運動を行う際はマスクを外してください。一方で、用具の準備や片付けなど運動を行っていない際は、感染症対策として可能な限りマスクを着用してください。気温・湿度などが高くない日に、呼気が激しくならない軽度な運動を行う際、マスク着用を希望する場合は、マスクの着用を否定するものではありませんが、その場合であっても、自身の体調の変化に注意し、暑さや息苦しさを感じた時などは、人との距離を十分に確保して、マスクを外して休憩してください。
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