Running On Empty

Pretenderの備忘録

Bryan Adamas 日本武道館

2005-04-27 22:12:10 | 音楽 Rock/Pop/Jazz
素晴らしいライブでした。今日の1万人のファンは皆大満足で帰路に着いたのではないでしょうか。
客層がよかったですね。昔からのファンがたまたま久しぶりにヒットを出したりすると、ガキンチョがたくさん来て、騒いでしらけるんですが、そういうのもなく。30代が7割とかじゃないでしょうか。それより上の方もかなりいらっしゃいました。アメリカにいたときに、随分色々なコンサート見ましたが、Stones, MaCartney, Eagles, Mac, Jackson Browne, Dan Fogelberg, Bruce Springsteenその他、50代が中心という感じですよね。親子で来てる人も多かった。そういう感じになっていくといいなと思います。男性は半分くらいスーツだったと思います。お約束の何曲か、旧い曲が多いですが、皆ちゃんと歌えてましたからね。最初から最後まで皆立ちっぱなしでしたが、楽しかった(2階の最前列の評論家席が絶対に立たないのは30年前から変わってませんが)。
入ってました、二階の一番上まで一杯に。嬉しかったですね。地方公演キャンセルとかあったので心配していたのです。
コンサート時間は昔や今のアメリカのビッグネームなんかに比べれば短くなってました。最初が1時間半、アンコール二回あわせて2時間ちょっと。ステージは全くシンプル。
コンサートはロックとバラードをちりばめ、バラードの多くはアコースティック、Unplaggedでやるという形。初期の曲もCuts like knife, This time, Straight from the heartからRun to you, Summer of 69, Somebody, Kids wanna Rock, Heaven, One night love affair等々。中盤でSummer、I do ito for you, Heaven, Cuts, This timeあたりをまとめてやり、特にSummerがUnplaggedの方で来て。アンコール最初はBest of meでまとめて、二回目はギターソロで、All for LoveやStraight from、そして最後がRoom Service。ホテルに戻るのに引っ掛けてではありますが、最新作を最後に持ってくるところは、オレはまだ現役でやってるぜという彼のプライドのメッセージなんでしょうね。
客席から女の子を舞台に上げてデュエットしたり(やらせではなさそう、岐阜から来た子で、ちゃんと歌えてました)、ステージの下に下りてきたり、皆からの花束を一つ一つ受け取って最後に抱えて消えて。素朴な人柄が出てました。
僕は83年からのファンで、実際に会ったこともあったり、初めてカナダを旅行していたときに、i do it for youが10週連続一位だったりいろいろな思い出があり、何度が目が潤んでしまいました。確かに、曲作りのピークは30前半までで打ってしまったと思う。でもロックンロールが大好きなギター小僧で、誠実な人柄がバラードを歌わせると人の心を打つ、僕にとっては本当にカッコいい兄貴です。もう45だもんなあ。相変わらずジーンズ、Tシャツが似合ってました。
数年前は仕事でチケットをパーにしましたから、僕も7年ぶりくらいに観た彼のライブでした。いいライブでした。ありがとう。

コメント
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