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Pretenderの備忘録

三月大歌舞伎 夜の部

2012-03-04 22:42:14 | 歌舞伎
新橋演舞場 3階1列21番

  宗吾霊三百六十年
  東山桜荘子

一、佐倉義民伝(さくらぎみんでん)

  序 幕 印旛沼渡し小屋の場より
  二幕目 東叡山直訴の場まで

                  木内宗吾  幸四郎
                   おさん  福 助
                  徳川家綱  染五郎
                宗吾長男彦七  金太郎
               大名久世大和守  友右衛門
               同 井上河内守  権十郎
               同 酒井若狭守  亀三郎
               同 三浦志摩守  亀 寿
               同 青山伯耆守  松 也
               同 稲葉丹後守  宗之助
               同 浅野摂津守  萬太郎
               同 伊丹肥前守  廣太郎
               同 秋元但馬守  廣 松
                 松平伊豆守  彦三郎
                渡し守甚兵衛  左團次
                  幻の長吉  梅 玉


二、唐相撲(とうずもう)

                   日本人  菊五郎
                    通辞  團 蔵
                    皇后  梅 枝
                  通辞夫人  萬次郎
                    皇帝  左團次


三、小さん金五郎(こさんきんごろう)

               金屋橋の金五郎  梅 玉
               芸妓額の小さん  時 蔵
        太鼓持六ツ八実は木津屋六三郎  松 江
               芸妓大村屋お糸  梅 枝
                千草屋娘お崎  右 近
               千草屋女房お縫  歌 江
               奈良屋権左衛門  錦 吾
                広瀬屋新十郎  團 蔵
                 女髪結お鶴  秀太郎

三階で見るのは30年ぶりくらいかもしれない。
花道はスクリーンで見るしかないが、最前列だったこともあり、意外とよく見えた。そうすると、三階の右は結構よく見えるということか。

佐倉義民伝、前も同じような配役で見たことがあるが、好きになれない芝居。コクーンでもやったが、ラップに仕立てても面白くなかった。福助が以前は大仰でわざとらしくて嫌だったが、今回は抑えていた。幸四郎は、こういう動きの大きくない心理劇みたいなが好きなんだろう。

唐相撲、菊五郎劇団のお遊びという感じ。萬次郎が若々しく、面白くいい味を出していた。左團次、ちょっと痩せたか。

小さん金五郎。これもリラックスした芝居。松江にいい役が付いた。芸達者がそろっているので、大スターが出てなくても、舞台はそれなりに締まる。
佐倉義民伝、
コメント
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