マーラー 大地の歌 他

都響スペシャル

会場：サントリーホール　1階22列27番

指揮：エリアフ・インバル
メゾソプラノ：イリス・フェルミリオン
テノール：ロバート・ギャンビル

マーラー：亡き子をしのぶ歌
マーラー：大地の歌

亡き子をしのぶ歌は、抑え気味の弦に、しっとりとしたソプラノで、最後の四つの歌を聴いているような錯覚に陥った。素晴らしかったと思う。

大地の歌、正直あまり好きでなかった。しかし、演奏と歌がうまく絡み合い、テノールもソプラノも美しく、初めて感動した。もう少し聴きこみたい。

それにしても、私の後方の席からスースー音が聞こえる。寝息かと見ると、起きている。マスクをしているので、多分、花粉症で鼻が詰まっているのに無理な呼吸をしているからだろう。
私自身も花粉症であるので、わかるが、コンサート会場では、口呼吸にすれば周囲に迷惑がかからない。そういう配慮のできない、マナー知らずが世の中多すぎる。