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Pretenderの備忘録

Orchard Artists Opinion 第1回スペシャル

2020-07-04 21:36:23 | 音楽 Classic
東京フィルハーモニー交響楽団“新しい生活様式、オーケストラはどうなる?”
<出演>
沼尻竜典(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、茂木健一郎(コメンテーター)

<演奏曲>
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」作品67 第1楽章より抜粋
ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調「合唱付」作品125 第4楽章より抜粋 

最初に芸術監督の熊川の挨拶。年をとってもカッコ良いなあ。

茂木の案内。微妙。なぜ、茂木健一郎がコメンテーターなのか不明。感染症、音楽の専門家でもない。見栄えや話のうまさでもうーん。過去に、徳井は未だに苦労しているが、彼は過去にそういうことがあっても忘れられていないか?学生の頃から来ている、こけら落としもきている。っていうけど、彼が学生の頃は、まだオーチャードホールはできてなかったのでは。

沼尻にリングの話を聴いたのは良かったが。

ベートーヴェン5番は距離によってのバージョンで。最初はスカスカの演奏形態。うーん、楽団員が失業しちゃうなあ。音の厚みが。。。最大人数バージョンになると俄然厚みが出てくる。

第九は、合唱は当然少人数で、マスクをつけるのと、フェイスシールドのバージョン。どっちも大変そうだ。

まだまだ試行錯誤は続く。

都響は大野さん主導でやっている。これ、各オーケストラがバラバラやるので良いんだろうか?協力してやって、ガイドラインを作っていくことになると良いけど。


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図夢歌舞伎 忠臣蔵 第二回

2020-07-04 11:32:45 | 歌舞伎
4段目、判官切腹と城明け渡し。

登場人物とズームということで、脚本は舞台上演とは異なる。
判官は登場から白装束で、使者とのやり取りの部分はカット。
染五郎はこうやって映すと改めて綺麗な顔だとは思う。声と、セリフのトーンがいつも違和感を感じるが。
由良助の幸四郎、もう少し、以前舞台で七段目を演じた時のように、声に工夫が欲しかった。
城明け渡しも評議でなく、力弥とのやり取りのみ。

最後に幸四郎からの挨拶で30分で終了。

時間が短いのは別にいいと思う。問題は価格だ。3400円とか。準備が大変なことはわかるが、実験である。実験の30分で、この価格はないだろう。ライブで見ていたのは800名弱。これでは歌舞伎のすそ野を拡げることにもならないし、歌舞伎座に通っているファンの一握りだ。実験が実験で終わってしまうリスクが高くなってきた。役者の努力を無にしないのは、周囲のスタッフだ。マーケティングが弱いと改めて感じる。


松本幸四郎
市川染五郎
市川猿弥
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