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Pretenderの備忘録

東京交響楽団 第682回定期演奏会

2020-07-25 23:05:05 | 音楽 Classic
サントリーホール

ジョナサンノット 指揮 映像出演

ストラヴィンスキー ハ調の交響曲
べートーベン 交響曲第3番

本来は、マーラー5番であった
コロナの影響で客数を半分として、14時と19時の二回公演とした。19時の回は3割くらいか。半分に対して6割くらい。14時の方が多いだろうから、二回公演でないと、あふれた可能性はあるだろう。

オケは、弦が少なめ(ヴァイオリンが8-8くらい、コントラ3、チェロ4等)で、管は二本、エロイカのホルンは三本。

演奏は小編成ながら、しっかりとしたものだった。
指揮はベートーヴェンは映像。聴衆も、オケもいない中でのノットもやりずらいだろう。プログラムに今回のコンサートになるまでの経緯が書いてあり、ノットの考えがわかって面白かった。

休憩も挟んで2時間近くで、平時に近い構成。
貴重な場面に立ち会えたと思う。オケは大健闘。

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図夢歌舞伎 第5回

2020-07-25 12:40:30 | 歌舞伎
松本幸四郎
市川猿之助
市川染五郎
市川猿弥 他

九段目、登場人物と時間を削ったので、かなり思い切った脚色。幸四郎が本蔵と由良助をやっているが、声色に工夫が欲しかった。猿之助の戸無瀬は堂に入ったもの。

十一段目、切り合い等、工夫がみられる。これは舞台でやると四十七人が出ることになり、難しいだろうなあ。

アフタートークで、幸四郎の涙。彼の歌舞伎を愛する気持ちは伝わってきた。このチャレンジも良かったと思う。

図夢歌舞伎がどういう形で定着するかの課題はあるだろう。舞台再開後の舞台中継との関係。映画とどう違うのか?図夢歌舞伎でなければできないこと、価値を見出していく必要がある。撮影のアングルだったり、独り数役だったり。だけど、映画とは違う面を見せる必要もある。

そう考えると、今回もライブでは1000人程度しか見ていない。歌舞伎座は普段は2000人で25日だ。新しいファンが増えたとは到底思えない。価格設定にかなり問題があったことが浮かびあがる。
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