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Pretenderの備忘録

裁判官も人である

2020-09-02 23:04:17 | 読書
岩瀬達哉 講談社

良く取材して、ここまでまとめたなあと思う。
冤罪の本を読んでいても、本書に触れると絶望的な気持ちになることもあるが、真実かいる。ら目を背けてはいけない。

これだけの取材が可能だったのは、裁判官の良心があるからだろうと思う。

原発、冤罪、裁判員制度、そして官僚機構と最高裁判所の人々。なるほどなあと思うことは多い。

この国の問題は、機能しない国会と、隠ぺいを繰り返す行政だけではない。三権それぞれ問題をかかえている。それをチェックアンドバランスで、正していけるきっかけがあるとよいと思う。
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読響 第635回 名曲シリーズ

2020-09-02 22:54:01 | 音楽 Classic
サントリーホール

出演
指揮:小林研一郎
チェロ:宮田大
読売日本交響楽団曲目ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 Op. 35

アンコール
カザルス:カタロニア民謡「鳥の歌」(チェロ・アンコール)
マスカーニ:オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲

予定が変更になり、チケットを一度回収して、再配分。足りなくなったら、抽選と言われていたが、一般発売が若干あったので、抽選にはならなかった模様。コバケンと大ちゃんで、ほぼ満席。

彼のドヴォルザークは何度も聴いているが、今回は、胸に迫るものがあった。演奏している本人も気合を感じると同時に、楽しそうだった。

シェラザード、フルに近い形のオケで。コバケンは、マスクをしての指揮。もう少し、短いもので良かったのではないか。ましてやアンコールまでするのなら。矜持かもしれないが、コンパクトに感動を届けるというのも今の緊急事態に重要なことのように思える。

オケはしっかりと。
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