東京オペラシティ リサイタルホール
地下のリサイタルホールは初めて。
バッハからコンテンポラリーへというテーマに沿ってのプログラム。
トイピアノ、プリペアド・ピアノ、ピアノ、チェンバロと使用。
現代音楽は苦手だが、ケージの中でも分かり易い曲だったように思う。
組曲を四分割して、随所にちりばめる。
現代音楽につきものの、実験的という色彩はあるが、コロナ禍の思索の時間をピアニストと同じ空間で追体験したような感じだった。
- ケージ:トイピアノのための組曲(1948)[トイピアノ]
- ケージ:《ソナタとインターリュード》(1946〜48)からソナタ第1〜4番および第1インターリュード [プリペアド・ピアノ]
- J.S.バッハ:前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998 [チェンバロ]
- ケージ:《ソナタとインターリュード》(1946〜48)からソナタ第5〜8番および第2インターリュード [プリペアド・ピアノ]
- アンドレ:iv 11b(2011/16)[ピアノ]
- ケージ:《ソナタとインターリュード》(1946〜48)から第3インターリュードおよびソナタ第9〜12番 [プリペアド・ピアノ]
- J.S.バッハ/高橋悠治 編:主よあわれみ給えBWV244 [ピアノ]
- 武満 徹:夢みる雨(1986)[チェンバロ]
- 藤倉 大:milliampere(2010)[トイピアノ]
- ケージ:《ソナタとインターリュード》(1946〜48)から第4インターリュードおよびソナタ第13〜16番 [プリペアド・ピアノ]