黛の曲は、不思議な世界観がある。マーラーと通じる面もあるかもしれない。
マーラー6番。山田は10年はたっていないが、5年以上前に、日フィルとマーラーチクルスをやった。オケは異なるが、当時は割合と力で押す感じであったが、今回は緩急をつけて、煌めくカオスという感じがした。金管は安心して聴いてられるし、弦も重厚でしっかり。時折雑かなと思うが、これも意図的なのではと思ったりした。
サントリーホール
出演
指揮:山田和樹
読売日本交響楽団
読売日本交響楽団
曲目
黛敏郎:曼荼羅交響曲
マーラー:交響曲第6番 イ短調 「悲劇的」
マーラー:交響曲第6番 イ短調 「悲劇的」