ヘンデルを聴いているような華やかなレスピーギ。
カルミナ・ブラーナは、オケもしっかりと鳴らし、バスが出たしはイマイチだったが、すぐに見事に歌い上げる。抑揚の聞いた合唱とともに盛り上がる。バッティストーニはしっかりオケをものにしている。
この曲は、30年以上前にタングルウッドで小澤指揮、ハンプソンのバスで聴いたのを懐かしく思い出した。
東京オペラシティ
出演
アンドレア・バッティストーニ(Cond)
ヴィットリアーナ・デ・アミーチス(Sop)、彌勒忠史(C-Ten)、ミケーレ・パッティ(Bar)
新国立劇場合唱団(Cho)
東京フィルハーモニー交響楽団
曲目
・レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第2組曲
・オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」
・オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」