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Pretenderの備忘録

東京フィル 定期

2024-03-13 22:45:55 | 音楽 Classic
ヘンデルを聴いているような華やかなレスピーギ。

カルミナ・ブラーナは、オケもしっかりと鳴らし、バスが出たしはイマイチだったが、すぐに見事に歌い上げる。抑揚の聞いた合唱とともに盛り上がる。バッティストーニはしっかりオケをものにしている。
この曲は、30年以上前にタングルウッドで小澤指揮、ハンプソンのバスで聴いたのを懐かしく思い出した。

東京オペラシティ

出演
アンドレア・バッティストーニ(Cond)
ヴィットリアーナ・デ・アミーチス(Sop)、彌勒忠史(C-Ten)、ミケーレ・パッティ(Bar)
新国立劇場合唱団(Cho)
東京フィルハーモニー交響楽団

曲目
・レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第2組曲
・オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」
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民主主義の人類史

2024-03-13 16:04:54 | 読書
何が独裁と民主を分けるのか? デイヴィド・スタサヴェージ著 みすず書房2023

原著は2020年。三部構成。第一部は初期デモクラシーとして、欧州、中国、イスラムのデモクラシーを過去から。世界史を学んでいるようだ。デモクラシーはどういう国家に根付いたかを、徴税やテクノロジーからの分析。第二部は、分岐として、代議制の発達、官僚制と中国、イスラム世界、経済発展等をみる。第三部は、近代デモクラシーとして、イングランド、アメリカと奴隷制、近代デモクラシーと各国、そして現在。データを駆使している。

索引8ページ、原注40ページ、参考文献45ページ、本文370ページ、立派な研究書である。


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