千葉雅也著 文藝春秋2024
非常に売れているようだ。東大や京大生協で売り上げ一位らしい。浅田彰が売り上げ一位だった頃を思い出した。
美学にも造詣が深い哲学者が、権威主義的でなく、わかりやすくセンスを論じている。そのままを受け入れ、権威主義的な意味づけから離れて楽しむということなのかな。
ウイングを日本の伝統芸能にも広げてほしいなあと思う。
権威(例えば昔はミシュランが指針として必要だったが、今では。。。)を崇めて自分がセンスがあると勘違いしている人、変に自信を失ってセンスを発揮できない人、が手に取って読むべき本か。