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Pretenderの備忘録

関西・歌舞伎を愛する会 結成四十五周年記念 七月大歌舞伎 夜の部

2024-07-05 22:31:30 | 歌舞伎
今回は、六月に歌舞伎座でやった萬屋の襲名も兼ねているのだが、特に劇中口上もなし。祝い幕なのかなあみたいな幕。
すし屋、孝夫さんはこれが好きで、何度観たか、でも実は大阪では20年ぶりくらいか。木の実からの上演となるので、2時間半を超える。これじゃ、襲名が霞んでしまう。萬壽をはじめ、壱太郎、歌六、弥十郎と上手くはまってはいるが。。。また、今までと異なる工夫が随所に見られた。ウソ泣きや、女房子供の顔を上げさせる場面、火を使う場面等々。

汐汲、扇雀は日舞にふさわしい体型なのだが、あまりうまくならなかったなあ。体の使い方だろうか。

八重桐、新時蔵の見せ場もあり、脇も菊之助他豪華で、良かったか。

すし屋が長いので、16時に始まって、終演が20時40分とかで、南座の顔見世じゃないのだからさあ。昼の部とのバランスも悪いし。すし屋は誰に見せておきたかったのだろう?歌昇?隼人?

大阪松竹座

一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
木の実
小金吾討死
すし屋

いがみの権太
弥助実は三位中将維盛 
若葉の内侍
主馬小金吾
お里
六代君
権太伜善太郎
弥左衛門女房お米
猪熊大之進
権太女房小せん
梶原平三景時
鮓屋弥左衛門
    仁左衛門
時蔵改め萬壽
    孝太郎
    歌昇
    壱太郎
    種太郎
    秀乃介
    梅花
    松之助
    吉弥
    彌十郎
    歌六

二、汐汲(しおくみ)

蜑女苅藻
此兵衛
    扇雀
    萬太郎

六代目中村時蔵 襲名披露狂言
近松門左衛門 作
三、八重桐廓噺(やえぎりくるわばなし)
嫗山姥

荻野屋八重桐
煙草屋源七実は坂田蔵人時行
腰元お歌
沢瀉姫
白菊
太田十郎
梅枝改め時蔵
    菊之助
    萬太郎
    壱太郎
    孝太郎
    鴈治郎
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