大盛況。
初演時は、團十郎が体調を崩して休演で、観ることができなかった。
発端を入れたり、口上やパネル使った説明や工夫もある。
有名な鳥居前、渡海屋、大物浦も、原作をなぞりながら、適宜省きながら。ここの最後の宙乗りは要るかなあ。弾正を宙乗りでやってる感じ。
すし屋、これで主要人物を早変わりは難しい。早変わりに合わせて運びがかなり異なり。初めて見る人は良いかもだけど。。。
いわゆる四の切りも、疲れもあるしなあと、音羽屋型と澤瀉屋型をミックスした感じ。
宙乗り後に、もう一つ。ここは、三階からだと、早変わりが見えちゃって。。。早変わりのためにあるような最後。
そして大団円で、またご挨拶。
エンタメとしてよくできていたと思う。歌舞伎の芝居の芸とかを云々するものではない。楽しく歌舞伎に出会うきっかけとしては良いかも。
竹田出雲 作
三好松洛 作
並木千柳 作
織田紘二 補綴・演出
石川耕士 補綴・演出
川崎哲男 補綴・演出
藤間勘十郎 補綴・演出
通し狂言 星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)
成田千本桜
市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候
市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候
発端 序幕 二幕目 大詰 | 福原湊の場 第一場 堀川御所の場 第二場 伏見稲荷鳥居前の場 第三場 渡海屋の場 第四場 同 奥座敷の場 第五場 大物浦の場 第一場 下市村椎の木の場 第二場 同 竹薮小金吾討死の場 第三場 同 釣瓶鮨屋の場 第一場 川連法眼館の場 第二場 同 奥庭の場 |
左大臣藤原朝方 卿の君 川越太郎 武蔵坊弁慶 渡海屋銀平実は新中納言知盛 入江丹蔵 主馬小金吾 いがみの権太 鮨屋弥左衛門 弥助実は三位中将維盛 佐藤忠信 佐藤忠信実は源九郎狐 横川覚範実は能登守教経 静御前 相模五郎 小せん 片岡八郎/若葉の内侍 伊勢三郎 鷲尾十郎/お里 逸見藤太 お米 亀井六郎 駿河次郎 猪熊大之進 五人組作兵衛 梶原平三景時 お柳実は典侍の局 源義経 | 團十郎 雀右衛門 右團次 児太郎 廣松 男寅 莟玉 新十郎 梅乃 青虎 九團次 市蔵 家橘 男女蔵 魁春 松也 |
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