玉三郎の牡丹灯籠、私は三回目だが、実は四回しかやっていないのが意外。
前回の中車相手の時から玉三郎演出で、今回は思い切って筋を変えたなあと感心。全体のストーリーとの整合性は全然取れなくなるが、ここだけ取り上げてということならこういうのもありだと思う。かさねと被るから最後を変えたということだが、歌舞伎ってそういう既視感はありだとは思うけど。
喜劇要素もかなり入れた。特に玉三郎が演じるお峰。愛之助はかなり良かったと思う。
志の輔も100回ということで、牡丹灯籠を打ち止めに。恐らく玉三郎が牡丹灯籠を演じることも最後だろう。牡丹灯籠にとっての区切りとなる夏だったのかな。
南座
三遊亭円朝 原作
大西信行 脚本
坂東玉三郎 演出
今井豊茂 演出・補綴
怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)
伴蔵女房お峰 伴蔵 萩原新三郎 お国 お六 乳母お米 | 坂東 玉三郎 片岡 愛之助 喜多村 緑郎 河合 雪之丞 中村 歌女之丞 上村 吉弥 |
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