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Pretenderの備忘録

トリトン晴れた海のオーケストラ【ライブ配信】

2020-06-20 15:03:41 | 音楽 Classic
最初に矢部の挨拶ビデオが流れた。
本日は、本来は、トリトンのベートーヴェンチクルスの最後を飾る第九の予定であった。三年越しのチクルスには最初から行っていたので、残念な思いだ。今年はベートヴェン生誕250年、数々のベートーヴェンチクルスが流れた。ベートヴェンも気の毒だ。

皆さん、リハのようなカジュアルな感じが、この状況を示している感じ。
そもそもが小編成のオケなので、間隔が空いてるなって、感じる程度。

祈りのバッハから、モーツァルト。オーボエ、クラリネット、トランペットのソロ楽器も安定。選曲と言い、音色と言い、齊藤秀雄先生が残したものが、受け継がれているんだろうなと感じる。

終了後のPC操作が画面に出ちゃうような慣れない感じがなんとも微笑ましかった。

家で、コーヒーを飲みながらの素敵な午後のひと時となった。

今月末から、持っていたチケットのオケが再開されるが、座席指定をし直してという形になり、プログラムも変更で、一時間休憩なしとなる。これじゃあまだ行きたくないなあと、東京フィル(定期会員)も、東京シティフィル(宮田大ちゃんが出なくなった)も、今回は見送った。

出演:トリトン晴れた海のオーケストラ
【コンサートマスター】矢部達哉
【オーボエ】広田智之
【クラリネット】三界秀実
【トランペット】高橋敦

■プログラム

J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068より 第2曲 エア(アリア)
Johann Sebastian Bach: Orchestral suite No.3 in D major, BWV1068 – II. Air

モーツァルト:セレナード ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K525
Wolfgang Amadeus Mozart: Serenade in G major “Eine kleine Nachtmusik” K525

アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調 Op.9, No.2より 第1楽章 アレグロ・エ・ノン・プレスト
Tomaso Albinoni: Oboe Concerto in D minor, Op.9, No.2 – I. Allegro e non Presto
【オーボエ】広田智之

J.S.バッハ:カンタータ156番「片足は墓穴にありてわれは立つ」より 第1曲 シンフォニア
Johann Sebastian Bach: Cantata No.156 “Ich steh mit einem Fuß im Grabe” BWV156 – I. Sinfonia
【オーボエ】広田智之

モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K622より 第2楽章 アダージョ
Wolfgang Amadeus Mozart: Clarinet Concerto in A major K622 ‐ II. Adagio
【バセットクラリネット】三界秀実

トレッリ:トランペット協奏曲 ニ長調
Giuseppe Torelli: Trumpet Concerto in D major
【ピッコロトランペット】高橋敦

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135 第3楽章 アッサイ・レント カンタンテ・エ・トランクィロ(弦楽合奏版)
Ludwig van Beethoven: String Quartet No.16 in F major, Op.135 ‐ III. Assai lento, cantante e tranquillo



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日本博特別公演

2020-06-20 14:43:58 | アート
BS日テレにて

本来は公開でやるものだったと思うが、無観客で収録したのだろう。
3月上旬からいろいろなものが中止になり、3月14日というのは、当初は、劇場も再開しようかというころであったか。
いろいろなものをてんこ盛りにして、見せるという感じ。
「日本の音と声と舞」ということだが、コンセプトがイマイチ不明。尺八が道山でなく、外国人というのは面白い試み。

本来は、誰を対象としたものであったのだろう。オリンピックがらみではあったのだろうが。
新国立の合唱団が、和服というのもなんか新鮮というか、違和感というか。
菊之助、元の能では石橋、歌舞伎では石橋として演じられることは少なく、連獅子が多い。毛振りのダイナミックな舞踊。

司会 谷原章介/青山祐子

・日本博広報大使メッセージ 黒柳徹子
・アイヌ古式舞踊「鶴の踊り」 公益財団法人アイヌ民族文化財団
・2.5次元ミュージカル ミュージカル『刀剣乱舞』 刀剣男士(髭切/膝丸)
・笙「盤渉調調子」 宮田まゆみ
・日本舞踊「鷺娘」  尾上 紫
・胡弓「雪」 川瀬露秋
・声明「散華」 天台聲明 七聲會
・能「羽衣」 観世清和
・尺八「寒月」 ジョン・海山・ネプチューン
・文楽「団子売」  豊竹呂太夫 鶴澤清介 桐竹勘十郎
・篠笛「月」 福原徹彦
・琉球古典音楽「伊集早作田節」 新垣俊道
・合唱「越天楽~花」三澤洋史 新国立劇場合唱団
・歌舞伎「石橋」 尾上菊之助

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歌舞伎ましょう #5

2020-06-19 21:13:08 | 歌舞伎
片岡仁左衛門

孝夫さんの元気だが、寂しそうなコメントだった。
勧進帳を一人で演じる発声練習というのはなるほどなあと思った。
十月まで舞台がないというのは寂しいし、鈍らないようにするのも大変だろう。
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コロナ時代への提言

2020-06-18 15:01:03 | TV
NHKBSにて

・人類学者(京都大学総長) 山極寿一
 人間は移動する存在である。治療法がない段階では封鎖しかない。
 信頼は言葉だけでなく、身体の共鳴だが、難しくなり、音楽があることを認識。
 自然破壊を止めることが重要。

・歴史学者(青山学院大学教授) 飯島渉
 感染症が果たした役割。疫病史観。
 新型インフルエンザ対策の途中で311が起きて関心が移った。
 一万年遡る、農業開始、野生動物家畜化、文明の登場、生態系に負荷、リバウンドとしての感染症
 中国の初期対応は問題、SARSから学んだことはある、
 AI化した社会での感染症。急に中国のようにできるか
 ポジティブに

・哲学者(東京大学准教授) 國分功一郎
 いままで飛沫を交換してさらされて鍛えられてきた
 哲学者アガンベン
 亡くなった方が葬儀も行えないことへの反発(死者の権利)、生存以外のいかなる価値も認めない社会とは?
 移動の自由(刑罰、死刑と罰金の間は移動制限)、東欧革命も移動の自由(メルケルスピーチ)
 民主主義の根幹たる情報公開
 権威主義が良いということはない

いわゆる知識人のコメントだが、斬新な視点という感じはなかった。
死者の権利というのは面白かったが。
どんな社会になるのだろう。



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なぜ君は総理大臣になれないのか

2020-06-17 19:38:03 | 映画
ヒューマントラストシネマ有楽町

160席の半分を間隔開けて利用満席。

監督 大島新

小川淳也議員のドキュメンタリー。2003年の初挑戦(落選)から直近まで。

この政治家を知らなかった。

東大出の官僚出身。前原の側近、玉木と同じ高校の後輩で選挙区も同じ県内。

理念に真っ直ぐで、愚直で、それ故に全国区になれない。同じ選挙区の自民党は四国マスコミのオーナー名士。

判官贔屓には訴えるし、だから選挙区で勝てないながらも善戦するのだろう。

本人及び家族の戦い。希望の党のゴタゴタでは小池百合子に対する厳しい言葉も。

コロナ禍で新しい首長の政治家が若い世代で出てきた。

50代でやりきって身を引きたいという彼はどうする?

田崎史郎がガッツリ食い込んでたのはなぜだろう。小川が人が良すぎるか。
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