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Pretenderの備忘録

コロナ時代への提言

2020-06-18 15:01:03 | TV
NHKBSにて

・人類学者(京都大学総長) 山極寿一
 人間は移動する存在である。治療法がない段階では封鎖しかない。
 信頼は言葉だけでなく、身体の共鳴だが、難しくなり、音楽があることを認識。
 自然破壊を止めることが重要。

・歴史学者(青山学院大学教授) 飯島渉
 感染症が果たした役割。疫病史観。
 新型インフルエンザ対策の途中で311が起きて関心が移った。
 一万年遡る、農業開始、野生動物家畜化、文明の登場、生態系に負荷、リバウンドとしての感染症
 中国の初期対応は問題、SARSから学んだことはある、
 AI化した社会での感染症。急に中国のようにできるか
 ポジティブに

・哲学者(東京大学准教授) 國分功一郎
 いままで飛沫を交換してさらされて鍛えられてきた
 哲学者アガンベン
 亡くなった方が葬儀も行えないことへの反発(死者の権利)、生存以外のいかなる価値も認めない社会とは?
 移動の自由(刑罰、死刑と罰金の間は移動制限)、東欧革命も移動の自由(メルケルスピーチ)
 民主主義の根幹たる情報公開
 権威主義が良いということはない

いわゆる知識人のコメントだが、斬新な視点という感じはなかった。
死者の権利というのは面白かったが。
どんな社会になるのだろう。



コメント
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