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Pretenderの備忘録

愛するとき 死するとき

2021-11-26 21:25:27 | 芝居・ミュージカル・バレエ
独立した三部作。
東ドイツの閉塞感が良く出ている。第一部は青春、第二部は壮年期、第三部はもっと普遍的な男女の愛。今の朝ドラのような高速で話が進む。
ライブ音楽とともに。
浦井は、安定。高岡早紀が、透明感ある美しさは目を見張る。らしさは第三部だが、それ以外も、違和感を感じさせずに演じる。他のメンバーもそれぞれの持ち場で健闘。
トラムらしい、ちょっと新しい形の作品。

シアタートラム
【作】フリッツ・カーター 
【翻訳・演出】小山ゆうな
【音楽・演奏】国広和毅 【美術】乘峯雅寛 【照明】佐藤啓 【音響】尾崎弘征 【衣裳】半田悦子 
【ヘアメイク】林みゆき 【振付】田井中智子 【演出助手】高嶋柚衣 【舞台監督】澁谷壽久
【宣伝美術】秋澤一彰 【宣伝写真】牧野智晃 
【宣伝ヘアメイク】松橋亜紀 【宣伝スタイリスト】立山功
【出演】浦井健治 /
    前田旺志郎 小柳友 篠山輝信 /
    岡本夏美 山﨑薫 /
    高岡早紀
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イロアセル

2021-11-25 22:50:05 | 芝居・ミュージカル・バレエ
面白かった。SNSの世界を感じ、言論の自由、言論の暴力を問い、社会の正義を考えさせられる。倉持作品としては、コメディ要素も散りばめられてはいるが、かなり重い。
役者はオールオーディションということだが、やや自然さを感じない。
十年前が初演で、観ていなかったが、これは再演を重ねていく作品であるような気がする。


新国立劇場小劇場
【作・演出】倉持 裕
伊藤正之 東風万智子 高木 稟 永岡 佑 永田 凜 西ノ園達大 箱田暁史 福原稚菜 山崎清介 山下容莉枝
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ニュルンベルクのマイスタージンガー

2021-11-25 01:21:56 | 音楽 Opera
休憩を挟んで6時間。観てる方も疲れるが、オケピで演奏は狭いところで、もっと疲れるだろう。
大野はオケを力強く鳴らす。
歌手陣は安定、ポーグナーのギド・イェンティンスはもう少し力強さが欲しかったか 。エーファの林、ダービッドの伊藤は健闘。
回り舞台を目いっぱい利用した演出は制約の中で斬新。

【指 揮】大野和士
【演 出】イェンス=ダニエル・ヘルツォーク
トーマス・ヨハネス・マイヤー、ギド・イェンティンス、村上公太、与那城 敬、アドリアン・エレート、青山 貴、秋谷直之、鈴木 准、菅野 敦、大沼 徹、長谷川 顯、妻屋秀和、シュテファン・フィンケ、伊藤達人、林 正子、山下牧子、志村文彦
【合唱指揮】三澤洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団、二期会合唱団
【管弦楽】東京都交響楽団
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吉例顔見世大歌舞伎 第三部

2021-11-23 21:52:18 | 歌舞伎
仮名手本忠臣蔵とも松浦の太鼓等ともやや異なるが、外伝をコンパクトにまとめた。
猿之助と幸四郎のコンビが、若手を起用して。
昔児太郎(現福助)が出てきた時のように、彗星のようにスターが現れる感じではないが、右近の売り出しと言う感じか。ただ、女形は良いのだが、立役だと、口跡がイマイチか。
米吉は愛らしく芯もあり良かった。隼人も、上手くなり、大きな芝居ができるようになった。由良助ができるかもしれない。歌昇の由良之助はまだまだか。福之助は意外に健闘。


渡辺霞亭 作
戸部和久 補綴
石川耕士 構成・演出
市川猿之助 演出
  花競忠臣顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ)
序幕




大詰
第一場 鶴ヶ岡八幡社頭の場
第二場 桃井館奥書院の場
第三場 稲瀬川々端の場
第四場 芸州侯下屋敷の場
第五場 同     門外の場
第一場 槌谷邸奥座敷の場
第二場 高家奥庭泉水の場
第三場 元の槌谷邸の場
第四場 花水橋引揚げの場

顔世御前後に葉泉院/大鷲文吾
河瀬六弥
源蔵姉おさみ
高師直/戸田の局/河雲松柳亭
晋其角
大星由良之助
井浪伴左衛門
桃井若狭之助/清水大学
足利直義/お園
寺岡平右衛門
大星力弥
塩冶判官/槌谷主税
龍田新左衛門
赤垣源蔵
小浪
 尾上右近
 歌之助
 笑也
 猿之助
 猿弥
 歌昇
 錦吾
 幸四郎
 新悟
 宗之助
 鷹之資
 隼人
 廣太郎
 中村福之助
 米吉
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アルトゥロ・ウイの興隆

2021-11-22 17:19:11 | 芝居・ミュージカル・バレエ

ヒトラーの歴史をシカゴギャングに置き換え、その解説をスクリーンで。ステージ上にはホーンセクション3本を含むバンド。ジェームズブラウンの音楽が大音響で流れる。主演の草なぎはキレのいいダンスと歌と芝居。他もしっかりした役者が脇を固める。素晴らしいエンターテインメントとして完成されていた。白井の演出も尖っていて刺激的だ。

原作に無かったのだろうが、ユダヤの件は触れられていない。


神奈川芸術劇場

作:ベルトルト・ブレヒト 翻訳: 酒寄進一
演出:白井晃
音楽:オーサカ=モノレール 振付: Ruu

出演:草彅剛
   松尾諭 渡部豪太 中山祐一朗 細見大輔 粟野史浩
   関秀人 有川マコト / 深沢敦 七瀬なつみ 春海四方
   小川ゲン 古木将也 ワタナベケイスケ チョウヨンホ 林浩太郎
   Nami Monroe FUMI suzuyaka
   神保悟志 小林勝也 / 榎木孝明

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