昨夜、突然に誘われ、即決で行くことに決め、今日の午後行ってまいりました。
これです。
といってもわたしは俳句を作っているわけではなく、単なるひやかし、いえ鑑賞にです。
会場は、松山市道後にある「子規記念博物館」。
十分余裕があったはずなのに、駐車場さがしに手間取り、着いたのは開始5分前でした。(道後って駐車場が少なすぎる) ステージの上はもう対戦の準備ができております。
この「まる裏俳句甲子園」は、夏に行われた高校生対象の「俳句甲子園」と同じルールで、高校生以外の大人たちが3人一組のチームを組み、作句と鑑賞のディベートを競うというもの。 決勝に残った8チームのトーナメントで優勝者が決まります。 一回戦が終わった後、優勝チームを予想し、当たった人の中から抽選ですばらしい賞品をもらえるというイベントもありました。
わたしは1位も2位のチームもあてました。 うん、わたしの鑑賞もまんざらではないな・・・とひそかにうぬぼれております。
優勝チーム「ぴとり」さんたちの表彰風景。
そっくりかえってカメラを構えているのはスタッフではありません。 出場8チーム随一の人気者、汗っかきのかび○さん。 2位のチームのメンバーです。 冬だというのにせんすをぱたぱた、出場しているときもステージ上からカメラをパチパチ。そのユーモラスなしぐさに会場は沸きました。
兼題は、「炭」ー 現代ではバーベキューくらいしか利用しないのではないかな。 その意味で若い人にはむずかしそう。 「寒卵」ーへえ~、冬の卵って季語なんだ。 うちのにわとりも冬になってめっきり卵を産む数がへったけど、スーパーに行けば年中手に入る今では、寒卵のイメージはわきにくいです。そして決勝は「雪」ー誰もが詠み尽くした題で、独創的な心に残る作品を作るのは難しそうでした。
俳句は創作、とはいうものの結局はその人の経験や人生観が色濃く反映されるものだと思いました。 その意味で高校生の作る俳句とは違った「重み」がありました。
審査員の皆さんのコメントもいちいち納得、鑑賞が一段と楽しくなりました。
そして会場で、意外な人と遭遇、俳句人口の広がりを実感したのでした。
訂正 新聞を読んでいたら、高校生以外の大人たちがではなく、大人たちでも ということでした。 そういえば8チーム中最年少は平成3年生まれのお嬢さん、高校生ですね。
若っ!