あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

変な虫

2010-11-09 08:35:56 | 生き物

 ノブドウがからみついたニシキギの木に、大量の虫がいるのを発見。 うわぁ、なかなか強烈な色をしています。



 巨大アブラムシか? 
 
 アップで見てみましょう。
 形はアブラムシによく似ています。でもこんなに大きいアブラムシは見たことがありません。 体長は、そうですね、1センチ以上あるでしょうか。
 でもどうしてこんなに大きさが違うんでしょう。 大きいのが大人で小さいのが子ども? いやいや、虫が家族でいるわけがない。 背中の黒い部分が虫によってばらばらだし・・・
 背中に乗っかっているのもいる。 大きさの違いは雄雌の違いなんだろうか。 



 なぞがいっぱいの虫でした。 
 よく見ればこんな群れがあちらこちらに。 単独でいる虫もいました。 わたしのカンでは、こんなに大量にいる虫は害虫だと思います。 きっとニシキギの葉を食い荒らすか樹液を吸い取るかしているに違いないです。 早く退治しておいた方が木のためだーとおもいつつ2,3日そのままにしておきました。


 虫はだんだんと散らばって、小さいのが少なくなりました。 なんの虫か分からないけれどとりあえずアブラムシに効く殺虫剤をスプレーしておきましたが・・・・・・
速攻効いたとは言えません。
 翌日見てみたら、ほとんどいなくなっていました。 死んだかな? 何処かへ退散したかな?

 そういえば、巨大アブラムシのほかにも変な虫がいたよね、と思って探してみましたら、1匹だけ見つけました。



 脇腹にのぞく黒と黄のだんだら模様。 足は黒いソックスをはいたように半分だけ黒く、おしゃれなんだかださいのか。
 巨大アブラムシの正体を知る手がかりはないけれど、こちらのほうは多分カメムシの仲間だろうとあたりをつけて検索してみました。


 カメムシらしきものの正体はわりと簡単にわかりました。 ネットの画像で見たのよりは背中の色が緑っぽいけど、キバラヘリカメムシに間違いなさそうです。 とっても珍しいと思ったのに、案外普通に見られる虫のようでした。 そして、


 驚愕の事実が!


 巨大アブラムシと思ったものはキバラヘリカメムシの幼虫でした。 ニシキギやマユミの木につくそうですからこれもほぼまちがいなさそうです。 
 羽がないため胴体の黄色が丸見えだったというわけです。 大きい幼虫には背中に黒いものが見えていますが、これが伸び始めた羽のようです。
 完全に羽が生えると背中は茶色っぽく地味になります。 わたしが見つけたのはその一歩手前くらいなのでしょうか。


 あの巨大アブラムシたちは多分次々と成虫になって旅立っていったんでしょうね。 ニシキギに大きな被害がなくてよかった。

 これで一件落着ですが、へんなもののおまけ


 


 ハウスの中に置いていたりんご箱をひっくり返したら、箱にへばりついていたのですが、これって・・・


 ヒルですよね。 子どもの頃田んぼでよく見かけた水の中のヒルと形がそっくりです。 でも大きい! 体長5センチはあります。 
 これも血を吸うのか? こんなのに吸い付かれたら大ごとになる!  
 すぐさまぶじおくんがバーナーで焼き殺してくれました。

 しかし、

 えさのないハウスの中になぜこれがいるのか?
 そもそもどこからやってきたのか?

 疑問は次々と湧いてきて、これも調べてみました。 またまた驚愕の事実


 ヒルの中で血を吸うのは3種類だけで、陸上に住むヒルのほとんどがカタツムリやミミズを補食して生きている また、コウガイビルはヒルと言うよりもプラナリアに近い。


 陸上で吸血するヤマビルの被害は、四国ではまだ見られないとか。
  ああ~、濡れ衣で殺してしまいましたね。 


 あた子の庭はミステリー満載です。


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コメント (12)
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