あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

錦秋の京都へその2

2010-11-28 08:30:47 | 旅行

 きっちり1時40分に宝厳院をでたわたしは、余裕を持って集合場所に戻ってきました。 でも、バス居残り組さんたちがまだ到着していません。
 添乗員さんはわたしたちに集合場所と時刻を指定した後、また引き返してバス組さんを引率してくることになっています(ご苦労様)
 まさか父が足手まといになっているんじゃないでしょうね。
 わたしは迎えに行くことにしました。 しばらく行くと向こうからツアーの一行が来るのが見えて一安心。 結局、あのままバスに乗っていたら、船の時間ぎりぎりに着いたことになります。


 船は屋根の着いた風流な屋形船。 2艘に分かれて乗り込みました。



 渡月橋を挟んで向こうが桂川、こちらが大堰川。 大堰川は水底が浅く、船頭さんは川底に長い竿を突きさして全身で竿を押すようにして船を操っています。 スタート地点はすごい力がいるらしく、話しかけるとハアハアと返事が返ってくるので気の毒なくらいでした。


 船乗り場近くには大きな料亭や旅館が建ち並んでいます。 どこもすばらしく手入れの行き届いたお庭を持ち、とてもお高そうでした。 
 これは「京都吉兆」かな? 観光客がつぎつぎと記念写真を撮っていました。



 対岸の紅葉はこんな感じ。 渡し船もあって向こうへ渡れるようです。



 


両側の美しい紅葉を眺めながら、船はさかのぼっていきます。


 


 これは亀山公園にある、なんとかという有名なもみじだそうです。カメラマンがいっぱいいてこちらを写していましたので、わたしも写してやりました。


 みかんやら飲み物やらを積んだ船が近づいてきました。



 上手にぴったりと横付けして商売が始まりました。 わたしはみたらし団子を買って両親と分け合って食べました。 味はともかく何となく船遊びの雰囲気がでてきましたよ~
 甘酒がおいしかったそうです。


 あの山が出会った付近が折り返し点です。



 船で混雑しています。



 この辺りは、貸しボートもあるので、素人のこぐボートが船に接近してスリル満点。
 下流のほうはこんなにあるんです。



 ボートは後ろ向きでこぐから、進行方向の景色が見えない。だもんで・・・・
 
  うしろに大きな船があるよ~ 彼女~、教えてあげにゃあ

 ほら、左をようけ漕がんとぶつかる~

 ああっ、ぶつかる、ぶつかる

 結局、どすんとぶつかって、船頭さんに竿で押し返してもらう羽目に。
 何艘ぶつけられたかしら。 そのたびに船頭さんは竿で押し返します。



 なすすべもなくぶつかってくるボートのカップルをひやかしたり、次々とやってくるボートをたくみに避けながら進む船頭さんの竿裁きに感嘆したり、きれいなもみじに歓声をあげたり・・・・
 賑やかに楽しく船遊びを終えました。


 水の上でもこの混雑。 スケールは小さいけれど、ベトナムのハロン湾クルーズみたいでしたわ


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コメント (10)
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