あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

栗がいっぱい

2016-10-28 23:31:48 | 野菜・果物・料理など
 今年も栗をたくさんいただきました。



 大きくてきれいな栗です。さっそく栗ご飯にして食べました。渋皮煮も作りました。余ったのは冷凍しました。いただいたのは9月でしたので早生栗だったのでしょうか。やや水っぽい味でした。しばらくそのまま保存しておいた方が美味しくなったのかもしれません。
 10月になってぶじこのお友達から栗はいるかとのお問い合わせ。もちろんいると答えておきました。今度のはやや小さめでしたが甘い美味しい栗でした。これを砂糖で甘くしてしまうのはもったいないなあ。これは全部栗ご飯にして食べました。
 さらに、うちの畑に栗が落ちているというので拾いに行きました。少し遠いところなので見に行くことさえしてなかったのです。

 行ってみると、ああ~、遅かった。


 栗は全部落ちて



 全部虫食い。

 でも、もう1本の木には



 おお~ きれいなのが成ってる。
 そして丸々と太ったのが落ちています。虫食いもあるけど、きれいなのもたくさんありました。


 わたしとぶじおくんがいがから出してやると、トラオとウマオがけんかしながら拾っています。袋を広げて子どもたちが入れるのを待っているぶじこ。しかし、トラオとウマオはすぐ飽きてしまい、何も植えてない広々とした畑を転げまろびつ走り回り、大人3人が栗拾いに夢中になりました。

 この日の成果


 まだ小さな木でしたが思ったよりたくさん拾えました。というか、家族で消費するならこれで十分です。

 栗の皮むきは手間がかかります。でも、しばらく畑で放置されていた栗は乾いて皮と実との間に隙間ができていました。なので固い皮を剥くのは意外と簡単でした。とても大きくて立派な栗だったので2度目の渋皮煮を作ることにしました。というのは、1回目は、渋皮が厚かったのか食べると口の中ががしゃがしゃしてあまりいいできではなかったのです。味はよかったんですけどね。

 渋皮煮は、中の渋皮を破らないように丁寧に向くことが大切。でも、ほんのちょっと包丁が当たって中身が見えたりします。そういうのは全部剝いて栗ご飯用に。こうしてみると栗ってすぐあくがでるんですね。見かけがきたない。そして、完全に傷つけずに剥けたのを渋皮煮にすることにしました。



 渋皮煮は毎年作ります。だけどあまり上手にできません。せっかちな性格がわざわいしているのかも。今回はレシピを見て、手抜きせずにやろうと思ったけど、茹でるのを1回省いちゃった。
 まずは重曹と栗を入れて、栗が中でコトコト動かないように落としぶたをして煮ます。



 すごいあく。

 いつも思うのですが、この汁で染め物はできないのでしょうか。とってもいい色してるんだけど。
 
 1回目茹でてざるにあげたところ。だいぶ皮のわたがとれています。これをそっとそっとなでるようにしてつるつるになるまでわたを落とすんだけど・・・



 1回ではとれないので2回目も重曹を入れて茹でます。15分くらい茹でたらまた洗って水にさらして、3回は繰り返すらしいのですが、2回でいいか。だって茹ですぎると皮が破れてくるんだもの。綿を落としていても破れるし、なかなかやっかいな作業です。そこそこ手抜きしながら最後に砂糖を入れてコトコト煮たらできあがり。子供用を先に取り分けて、大人用にブランデーを少々入れました。



 前に作ったのよりは皮が薄く口触りはよかったです。でももうちょっと筋もきれいにとらなければね。やっぱり手抜きはいけません。

 冷凍庫にまだまだ残っている栗。 今度は栗おこわにしてみようかな。
 
コメント (2)
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