あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

カブトムシは今

2018-12-16 00:11:52 | 生き物
 とにかく手品の箱みたいなウマオの飼育箱。びっくりすることばかり。
 
 ここに夏の間コクワガタを飼っていてウマオもよく世話をしていたのですが、秋になってえさを食べなくなりそのままにしていました。寒くなったし寿命が尽きたかなと。
 
 それからのことがよくわからないのです。ウマオの言うことはなんだか要領を得ないし、父の死後でばたばたしていたし。
 
 ある日 
「カブトムシもらったんよ。」乾いた土を少し入れた虫かごをかかえてやってきたウマオと、土ごと飼育箱に移したような記憶が・・・そのときえさ台の木の下からもぞもぞとコクワガタが出てきたのです。あらあら、これは成虫のまま冬を越すつもりらしいと思ったのは確か。1回目のびっくり それからしばらくしてウマオがカブトムシを見たいと言ったのだったかな? コクワガタはもう冬眠しているからそっとしておいてあげよう、と言ったのですが納得しないのでえさ台をはぐってみたらー
 まだ生きていました。すごい! だけどなおもカブトムシと言い張るので、もう何もいないと思うよ、と土をかき混ぜていたらなんと! カブトムシの幼虫が出てきたのです。2度目のびっくり

 カブトムシをもらったと言ったのは幼虫のことだったのか。今回も、夏の初めにもらった畑のおばさんにもらったそうです。よっぽど土が肥えてたんでしょう。これは大変、ちゃんと飼育用のマットを入れてやらなければ、と買いに行きました。それとコクワガタのためにクヌギの木を。
 狭い飼育箱は一袋と1本で満パイになりました。やれやれ、これでしばらく放って置いても大丈夫かな?

 ところが、ある日テレビを見ていたら、カブトムシの幼虫は冬の間に食糧不足になることもあるらしいということがわかりました。カブトムシが上に上がってきて、表面にフンが見られ出したらえさが不足しているんだと。
 にわかに心配になってふたを開けて見たら、あるある、小豆ぐらいの大きなフンがいっぱいありました。



 ぼけてます。あ、これはぼけててもいいか。
 
 草に埋もれてわからなかったのですがうちにも堆肥があったのでそれを入れ、買い足してたマットと一緒に二回りぐらい大きな飼育箱に入れて、幼虫をお引っ越しをさせることにしました。それで土の中を探ってみたら・・・

 ころんとでてきました。いやあ、すごい。前見たときよりずっと大きくなっていました。特大のホタテ貝の貝柱みたいにみえました。これが3度目のびっくり



 コクワガタも生きていました。比べてみるとカブトムシがいかに大きいかわかるでしょう?

「あ、うんちしよるよ。」


「ほんとだ、大きいねえ。」土の中で暮らす虫がフンをするところ、初めて見ました。4度目のびっくり

 それから、たまっていた小豆のつぶ フンをざっと取り除きなおも土を掘り起こしてみたら、

 ひゃあ、4匹もいる。 5度目のびっくり


 生きている証拠に、手袋を脱いで写真を撮るまでの間に早くも潜り込もうとしています。だけど4匹引き離してばらばらに埋めておきました。

 多分もらってきたときは見逃すほど小さかったのでしょうね。1匹だけと思ったけど後の3匹は後から孵化したのかもしれません。少し小さいですから。
 それからえさをもりもり食べて大きくなって・・・・わたしの知っている幼虫の中では最大級です。

 無事に冬をこせますように。最後のびっくりを見せてね。

コメント (6)
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