あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

欲張りな日曜日

2018-12-14 23:33:56 | お出かけ
 前回アップした苔玉
 これはここで作りました。 


 12月2日県民文化会館で行われた生涯学習祭りです。もう何年か前から出演者として来ています。イベントそのものは毎年あまり変わりません。去年の様子はこちら  
 ちょっとマンネンリ? ワークショップなどもワンコインで簡単にできるのがたくさんあって、子どもさんも参加しているんですが、いつも松山市での開催で、地方の子どもたちはあまり恩恵を受けてないですねぇ。(地方は地方でさらに地域格差が・・・・)

 今年はこんな方にお会いしました。



 もちろん顔出しOKということで。沖縄の民謡を演奏するグループの方でした。


 女性は華やかな紅型の着物を羽織り、独特の口笛も交えて楽しそうに演奏していました。わたしは本物の蛇皮線を身近で見たことがなかったので、興味津々でいろいろ質問しました。

 「本物のニシキヘビの皮なんですか?」
 「沖縄にもいるんですか?」
 「蛇の皮で響きは違うんですか?」
 答えは、蛇の皮は単なる飾り。皮の下は板だそうです。板なので蛇の模様が違っても響きには関係なし。もちろん沖縄にニシキヘビはいないので輸入品。昔から東南アジアと交易があったのでそのなごりだろうと。

 短時間でしたが楽しい時間でした。

 演技が終わってぶらぶらとワークショップを除いていたら、きれいなガーデンシクラメンが目に入って、
「よし、今年はこれをしよう。」
 と挑戦したわけです。かなり前から苔玉は流行っていて、ワークショップをする機会もありましたが、じっさいにやってみたのは今回が初めてなんです。(わたしにしては意外にも)

 まず、手袋をして、どろどろの粘土のような土を一握りもらいました。
「これを良く練ってください。」
 見かけは粘土でしたが粘土ほど粘っこくなく、なにか肥えた土のようでした。
 次に、スーパーの袋の上に置いて平らに広げます。シクラメンの根っこの土を少し取り除いてその上に置いたら、根っこ全体を丸く黒土で包みます。みなさんここで苦労していたみたいですが、わたしはおはぎを作るときよくやってましたからね、楽勝です。コツは、袋ごと包んで固め、あとで袋を取り除くーそれだけなんですけど
(おはぎを作るときはラップの上に餡を広げてラップごとご飯を包みます)
「まあ、きれいにできましたね。」と、ほめてもらいました。
 その上に苔を貼り付けてぐるぐると糸で縛ります。
 はい、できあがり。

 苔玉ってねえ・・・・
  苔は日陰の湿り気が多いところが好きでしょう。中に包む植物も日陰の植物だといいんだけど、今回のように明るいところの好きなシクラメンはどうなのかなあ。置き場が・・・・単に見栄えだけで植物を選んでいいものだろうか。売られている苔玉を見てもちょっと考えてしまうんですよ。今回はシクラメンの愛らしさに惹かれて作ってしまいましたが。シーズン終わったら地植えにするつもりです。

 さて、せっかく県都まで出てきたんだからこのまま帰るのはもったいない。次にわたしが向かったのは美術館です。



 北欧の人気ブランド「マリメッコ」のテキスタイルデザイナーの一人が愛媛県砥部町の出身だって知っていました?また、フィンランドの窯「アラビア」の製陶デザイナーであることも。わたしは知りませんでした。
会場へ入るとこんな風に布が展示されていて





 撮影OKなんです。ビデオが見られる部屋はこのとおり


 木製の安いイスもこんなにかわいい。

 デザインの元になったスケッチとか原画とか


 足元の小さな草花でさえデザインの対象であり、暮らしを彩る作品になるー忙しさを理由になんにもしないのではいけませんねえ(反省)

 いっぱい写真を撮っていたら、ちらちらとこちらを見ていた若い人が、係員のところへ。係の人は丁寧に写真を撮っていい部屋を説明していました。ははは・・・わたし、ルール違反者に見られていたみたい。そのあと彼もじゃんじゃん写真を撮っていましたけど。

 これは書と陶芸のコラボ

 書は松山市出身の三輪田米山の「福禄寿」陶器は石本藤雄作の冬瓜

 その他の陶器の作品は撮影禁止でした。

 と言うわけで、今年も1日目一杯楽しんできました。 



 

コメント
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