あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

黒い花

2019-04-21 10:24:58 | 植物
 いつの間にかアケビの花が咲いていました。それもいっぱい。



 
 通草の花を見るといつも思い出すのが、学生時代に読んだ斎藤茂吉の歌

 寂しさに堪えて分け入る山陰に黒々と通草の花散る(連作「死にたまふ母」のなかの一首)

 実家の柿の木にもアケビの蔓が巻き付いていて、実はならないけど花は見たことがあります。花に似つかわしくない「黒々と」という表現も、母を亡くした悲しみと相まってストンと胸に落ちて忘れられない歌です。

 茂吉の見たのはこの薄紫の花でしょうか。それとも



 ここに混じって咲いている黒い花でしょうか。同じアケビなのですが葉も実の大きさも違います。
 
 白くて小さい花が多分雄花です。


 今年は去年にもましてたくさん実をつけそうです。

 我が家にはもう一つ黒い花が咲く木があります。



 つぼみは緑なんです。花開くと黒くなります。が、
 どれもこれもうつむいて上手く撮れません。



 で、ちょっと上を向いてもらおうと枝を少しひねったら、

 あっ

  
 
 落ちちゃった。もったいない、1番大きな花だったのに。

 これは一昨年、トラオが「剪定」と称してめちゃめちゃに切ってしまったポポーの木。 去年待望の芽がでて、まさかこんなに早く復活するとは。想定外の喜びでした。この中の一つでも実が留まってくれるともっとうれしいんだけど。

 地味~な花ばかりなので後はおまけの写真です。

 ポポーとけんかしそうな距離にあるロウバイは実がいっぱい。ポポーにもこんなに実がつくといいなあ。



 黒と正反対、純白の花
 コデマリ





 八重咲き



 地味と反対、華やかな

 花カイドウ



 スマホではマクロのよい写真が撮れません。そのうちによい写真をお見せできると思います。ついにパソコン買いましたので。ただ、普段使わない脳みそを使わないとセットアップできないのでー

 おっくうなんです。
コメント (4)
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