goo blog サービス終了のお知らせ 

あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

もう節分

2020-02-04 00:29:04 | くらし
 2月になればすぐ節分、ということはわかっていたはずなのに、うっかりと忘れてしまうところでした。
 毎年盛大に売り出される恵方巻きの宣伝が、今年はちょっと地味だったような・・・・食品ロスが大きいんですってね。
 そもそもどこかの狭い地域で行われていた風習を全国に広げたのはだれ? うちの方にはそんな風習はありません。だから丸かじりなんてことはしません。と、前にも書いたような気がー
 だけど巻き寿司は作りました。この時期になると、おいしそうな巻き寿司の写真をいっぱい見るから食べたくなるのです。
 
 
 丸かじりはしないので切って出します。夫には、おつきあいでコンビニに予約なんてしないでね、と言っておきました。なので今年は完全手作りです。
 海鮮巻きにした年もあったけど、今年は亡き母がよく作っていた具材を使いました。

 
 なぜか写真が縦に??? すみません、直さずに使います。
 
 ちくわ 三つ葉の代わりに菜の花 椎茸 にんじん ごぼう えび 油揚げ かまぼこ たまご
 
 卵焼き器が娘のところに行ってしまいましたのでフライパンで焼いたらちょっとぶかっこうになりましたけど。キュウリは入れません。昔は冬にキュウリなんかなかったです。
 これにかんぴょうとピンクのそぼろ(でんぶ)を入れるのですが、かんぴょうは使い切れないので買うのをやめました。そして田舎のスーパーにはそぼろは売ってなかったです。かわりに鮭フレークを入れてみました。
 あわせて10品目。だけど鮭フレークは失敗。しっかりと味がついていて、そこだけ塩辛かった。それを除けば今年の巻き寿司の味は、我ながら「会心の出来」でありました。
 
 昔、出勤前に巻き寿司を20本巻いてきた、なんて同僚がいまして、その人は、巻き寿司なんか簡単よ、なんてさらっと言っていましたが、今日のわたしはたった5本巻いただけなのになんだかやたらと忙しい気がして、今夜のご飯は巻き寿司と炒り豆だけ。
 玄関と裏口に飾るヒイラギとタラといわしも、省略。はっと気がついて買いに行ったときはタラの木が売り切れていたのです。
 と、こんなふうになんとなく節分の気分ではないまま今日が終わりました。
 
 昼間、ふと庭を見ると

 
 うすピンクの梅がもう咲いている! 
 そして2,3日前に見たのは
 
 
 早くも咲きそろった菜の花。
 

 
 そして、世田薬師の紅梅と白梅は
 




 ほぼ満開じゃないですか。
 なんだかいつもと違う節分の風景です。
 梅の花はだいたい2月中旬頃咲いていたのではないかな。確認のため梅の花の写真を探していたら、やはり毎年2月中旬頃撮していました。そして、桜井の網代天満宮の梅林で写っている父を見つけました。なくなる1年前の写真でした。このときはちゃんと立って歩くこともできてたのにねえ。たった1年で老いの坂を転げ落ちてしまったのです。

 今年の節分、わたしのところへは鬼は来ず、父母の思い出がやってきました。きっとこれは「福」なんでしょうね。

 おまけ

 お寺に飾られていた寒牡丹
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする