あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ほったらかしの柚子を

2020-02-22 01:08:14 | 野菜・果物・料理など
こんなにいっぱいなってる。
 
 
 年末、ちょっとだけ使って収穫してなかった柚子。ぽかぽかのいい天気の日、ケイタをお守りがてら収穫することにしました。
 触るとぼやぼやと柔らかい。こりゃあ大夫水分が抜けてしまったかな。
 
 摘果もしてないので小さな実がびっしりとくっついています。片手で2個は掴めます。
 
 
 その2個をケイタに渡すと、ケイタは両手に1個ずつ握って、地面に置いたざるに入れてくれます。それだけでも腰をかがめなくてすむので大助かり。
 
 だけど、小さなざるはすぐにいっぱいになって、積んでも積んでも転げ落ちるようになりました。



 
 ころころ ころころふっとんとん
 ?
 もひとつたべたい ふっとんとん
 
 ああ、おむすびころりんか。
 そこでばあちゃんも声を合わせて
 
 おみかんころころ すっとんとん
 
 まあ、たくさんだったこと。 スーパーの袋一番大きいのに3分の2はありました。


 
 夕方、今度は学校から帰ってきたトラオにお手伝いを頼みました。
「半分に切るのと、切った柚子の汁を搾るのとどっちがいい?」
 トラオが切りたいというので、わたしはレモンの汁絞り器を使って酢を搾ります。
 半分に切るーこれだけのことですが、始めは苦労していました。
「トラちゃん、そんなに包丁をぎゅうっと押しつけたら、汁がでてしまうよ。包丁を引っ張るようにしてやさしくね。」
「ああ、のこぎりみたいにか。」 「そうそう。」
「あ、こちら向きに切ったほうが切りやすい。」
縦に切るほうが切りやすいことを発見したようです。
「だめだめ、それじゃ房が丸ごと残ってうまく絞れん。」
それでも同じ作業をしているとどちらから切ったらよいか分からなくなるようで 
  

 
 縦に切ったのがいくつかみられますね。そして、水分が抜けて皮と実との間に隙間が空いたのも。
 
 「ああ、あとちょっとじゃ。」
 「ふっふっふ・・・トラちゃん、後ろ見て。」
 「うぉ~」
 そこにはまだ袋に半分残っている柚子が。そう、とりあえず収穫した柚子の半分だけ絞ったのでした。
 そしてトラオが自分の指を見て
 「あ、血がでだした。」
 ええ?
 「ちょっと包丁が当たった。ちょっとじゃけん、拭いたら大丈夫。」
 「いやいや、カットバンを貼っとこう。」
たいしたことはないけど、このままではお酢が傷に染みて痛いはず。残っている柚子は3,4個だったのでカットバンを貼ってやって
 
 「はい、お手伝い終了。」
 
 あとはわたしが始末をしました。
 
 酢を搾った後の柚子。実はこちらの方が大事。これから細く刻んでマーマレードを作るつもりです。
 
 けど、ボールに2杯分の柚子の皮。こりゃ、たいへんだわ。
 
  種もこんなにどっさり。


  
 なんでも、柚子は捨てるところがないんだそうです。種も化粧品になるとか。誰かのブログで読んだんだけど、どうやって作るのかな?あとで調べましょう。
 
 夜、孫たちのお相手で疲れて寝てしまったわたしは、夜中にごそごそと起き出して皮を刻みました。 

 
 実の入っていた袋も一緒に刻みます。ここにはペクチンが含まれているから。こつこつ刻んで30分。始めは1ミリくらいの薄さで切っていた皮が終いには5ミリくらいの厚さになってしまいました。ふう、やっと半分終わりました。 だけどいやになっちゃった。刻んだ皮は鍋いっぱいになって入りきらなくなったし。本日はこれで終了。
 こうしてみると、孫たちのお手伝いの効果は?
 多少の時短にはなったけど、大助かりとまでは・・・・
それよりも、ばあちゃんのやる気を起こさせたことが一番の効果でした。
 
コメント (4)
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