柿の葉です。

なんかすごい色
このあたりは普通だけど

これなんかはイモリを連想してしまいます。

ここのところ気ぜわしくて(時間がないわけではなくて)、ブログ更新の元気がありません。そうこうしているうちに、柿の実が収穫されてなくなってしまいました。
西条市田滝地区は全国有数の愛宕柿の産地。道を走っていると山のふもとから扇状に広がる斜面一面に柿畑が広がっているのが見えます。愛宕柿は例年だと12月中旬が最盛期で、年末近くまで木に残っているのですが、今年はずいぶんと色づきが早かったとかで、収穫が終わってしまったそうです。暖かいのになんとなく冬が早いと感じるのは、柿の実のない風景のせいかもしれないです。
クローバーがまだいきいきとした緑で、柿の葉がひときわ鮮やかです。やっぱり暖かいのかなあ。来週からは寒くなるそうですが。

ところでー
子どもの頃から柿の葉って赤くなるものと思っていました。ところが、愛宕柿の葉は赤くならないで散ってしまうのです。
つまり、いきなり木が裸に。殺伐とした冬景色になります。
愛宕柿は実が大きくさくさくとした歯触り、味はあっさり、さっぱりしています。年末年始にかけて関西方面では人気がありました。でも、最近ではそうでもないらしいです。久しぶりに昔からの柿農家さんにあって聞いたところでは、柿はあまりもうけにならないんだとか。
そんな愛宕柿に変わる品種に変えていく畑も多いようです。

これは横野柿でしょうか。甘柿のような形ですが、渋柿です。愛宕柿よりずっと甘く、食感もちょっと繊維が密というか、柔らかい感じがします。
横野柿は紅葉がきれいなのです。


ところがその横野柿も農家さんにとっては難点があるらしく、「大秋」だの「大天」だの大きくて立派な柿にとってかわられているようです。(柿の種類が多すぎてどうもよくわからない)それらの柿も紅葉するのかな? 道を走っていても愛宕柿のくすんだ緑より赤い色が目立つようになりました。
実を収穫した後もしばらくはぬくもりのある色が畑に残ります。

さて、本格的な寒さが来る前にしておかなければならないことがいろいろあるのですが、考えるだけで意欲が減退。困ったものです。