一度は没にしかけたのですが、こうも暑いと爽やかな景色が懐かしくて、ひと月前の写真を載せます。
白猪の滝へ行く途中に小さな菖蒲園があります。
入り口にはタチアオイが並んでいて、これもきれいだったのですが近年は寂しくなっていました。
美しい棚田か広がる東温市河の内地区。
白猪の滝へ行く途中に小さな菖蒲園があります。
敷地の半分はまだ若いショウブ畑。
去年来た時はショウブはほとんど終わっていましたが、この日はまだみずみずしい花がたくさん咲いていました。
花の中で女性が一人花殻を摘み取っていました。こうすることで次々と新しい花が咲くのだそうです。
一老夫婦がコツコツと植えてきて、そのうち地区全体でお世話するようになって、今はご夫婦の娘さん世代の人達がお世話しているそうです。
入り口にはタチアオイが並んでいて、これもきれいだったのですが近年は寂しくなっていました。
ちょうど居合わせたご夫婦が、タチアオイを楽しみにきたんだけど、と、先ほどの女性に話しかけていました。去年はまだ小さかったけど今年は大きくなっているに違いないと思って来たら、やっぱり小さいと。
聞くともなく聞いていると、衝撃の返事が返ってきました。
だんだん無くなるんですよ。
?
何回植えても
??
ショウブもアジサイも無くなりますね。
???
昼見に来て、夜にとっていくんです。
それつて、盗掘ってこと?
夜まで見張ることできんですけんねぇ。
淡々と言っていましたが。
これでいいのか?
昔無料だったこの菖蒲園も今は200円の協力金を払って見せてもらいます。当然の協力だと思いますし、維持するのに十分な金額とも思いません。地域の人々の献身で成り立っている菖蒲園なのに…