ねんりんピック 愛顔(えがお)のえひめ2023

着いたのが昼前でしたので、まず、おもてなしブースへ。


うどんと里芋2個、油揚げにひときれの細い肉。これを西条のいもたきとして提供するのはどうなの? ちょっと悲しくなりました。

鯖のサンドイッチ。スパイシーで美味しかったです。

さて、肝心の太極拳を
フロアの角、五箇所に審査員が座って、十点満点で点をつけていました。その平均がチームの点数になるようです。でも、点数はさほど重要ではないですね。さすが、各県代表、みなさん上手でしたもの。

足の角度まで見事に揃っています。



四人の方が休憩時間の合間に披露されたのですが、ビデオに撮ったのはアップできませんので、写真はこれだけです。



扇子を手首で八の字に回しながら、大きく腕を回すというなかなか高等テクニックが必要です。

正式には、第35回全国健康福祉祭えひめ大会だそうです。健康長寿と生涯現役を目指し、全国の60代以上の高齢者1万人がスポーツや芸術活動に集いました。
ねんりんピックといえば6年前の秋田大会。
愛媛県が初めて参加した大会でした。わたしは美術展の工芸部門に県代表として出品していただきました。それで、わたしは友人と、わざわざ作品を追っかけて行ったのですよ。
美味しい食べ物と、出会ったボランティアなどの方々の温かいおもてなし。楽しかった思い出しかありません。
その時すでに愛媛県開催は決まっていました。(コロナで開催が遅れました)その時からわたしはなんらかの形で参加しようと決めていたのです。
ラッキーなことに、西条市で開かれるのは太極拳。一般人の観覧OKというので、見に行きました。

着いたのが昼前でしたので、まず、おもてなしブースへ。

秋田ではメイン会場へ行ったので賑やかだったことが心に残っていますが、それを思うと寂しい雰囲気です。
秋の郷土料理、「いもたき」が無料で振る舞われていましたが…

うどんと里芋2個、油揚げにひときれの細い肉。これを西条のいもたきとして提供するのはどうなの? ちょっと悲しくなりました。
我々が食べているいもたきは、鶏肉にごぼうやにんじん、もやしなど野菜がたっぷり入った内容豊かなもの。最後にうどんを入れます。
案の定、器の返却所のざるには食べ残しのうどんや油揚げがどっさり。せめて揚げが
松山揚げならねえ、おあじが染み込んで美味しいのに。それでも「おいしかったですぅ」と返してくれる選手の皆さんの笑顔が素敵で、申し訳ない思いがしました。
(ちょうど今日、テレビのケンミンショーで、愛媛のいもたきの特集が組まれていました。あれ、あの鍋が本物のいもたき)
他のテントには西条の名産品などが販売されていました。中には今話題のじやこてんも。
余談ですが、
ねんりんピック秋田大会以来、秋田県
ファンのわたしです。
ブログでいつも秋田県の美しい自然を見せていただき、ブロ友さんのディープな旅行記を読んで、絶対もう一度行きたいと思っています。その大好きな秋田県の知事さんが、愛媛のじゃこ天を、「ステーキだと思ったらじゃこ天だった、貧乏くさい」と発言して謝罪会見まで開いたとか。それに対して愛媛県知事は「愛媛には美味しいものがたくさんあるので、ぜひ再訪を」と大人対応。ねんりんピックの開会挨拶でも、「じゃこ天を食べて、」と会場を沸かせたとか。ちなみに、じゃこ天はメニューにはなく、ステーキ(多分伊予牛絹の味)だったそうで?その辺は深く追求してないです。
それが意外な展開を見せています。
じゃこ天の売り上げが急上昇。ネットではその6割が秋田県からだそうです。しかも、知事の失言をお詫びする言葉が添えられているそうで、秋田の皆様の律儀な心遣いに業者さんが感謝しているとか。県民のみなさんにだけでなく、失言した知事さんにまでも感謝する声も。じゃこ天の知名度をあげてくれたからと。なんだかほっこりする展開になりました。今度東京で、じゃこ天と秋田のきりたんぽが隣同士のテントで販売されるそうです。ぜひ二つとも買ってきりたんぽ鍋にじゃこ天を入れて食べてみてください。
昼ごはんに、ベトナム風のサンドイッチを買いました。西条市はベトナムのフエと姉妹都市になっており、このキッチンカーはベトナムのサンドイッチを販売しているのだそうです。

鯖のサンドイッチ。スパイシーで美味しかったです。

さて、肝心の太極拳を
全国からにチームずつ、7人編成で、競技の出来栄えを競うようです。残念ながら愛媛県からの出場はなかったです。わたしのしている太極拳とは系統が違いますので審査基準がどんなものかも分かりません。ただゆったりとした淀みのない動き、手足を振り回すのではなく、体幹から動く、など基本は同じだと思いました。
フロアの角、五箇所に審査員が座って、十点満点で点をつけていました。その平均がチームの点数になるようです。でも、点数はさほど重要ではないですね。さすが、各県代表、みなさん上手でしたもの。
なので、写真は、舞台映えのする衣装のチームを選んでいます。

足の角度まで見事に揃っています。

美しい道着と会場に響き渡る音楽。それだけでも楽しかったのです。音楽は実に様々で、アニメの曲、クラシック、映画音楽、なんでもあり。まるでライブ会場にいるみたいで、音楽に聞き惚れることもありました。

ほとんどがグラデーションの衣装

全員がこれだけ足を上げるのはとても難しいのです。一人ふらついたかな?

80歳を過ぎた方も参加しています。平均年齢の高さを売りにしたチームも。

套路は同じようでも、フォーメーションは工夫されてありました。
模範演舞。カッコいい、の一言。

全員がこれだけ足を上げるのはとても難しいのです。一人ふらついたかな?

80歳を過ぎた方も参加しています。平均年齢の高さを売りにしたチームも。

套路は同じようでも、フォーメーションは工夫されてありました。
模範演舞。カッコいい、の一言。

四人の方が休憩時間の合間に披露されたのですが、ビデオに撮ったのはアップできませんので、写真はこれだけです。

昼休みと競技の最後にアトラクションがありました。
昼休みには、西条市の三芳小学校児童が演奏する「三芳祝い太鼓」30年以上続く児童太鼓集団です。

最後に、田滝地区に伝わる「お簾踊り」元々は雨乞いの踊りです。実はわたし、踊れるんですよ。小学生から、保存活動に取り組んでいます。

扇子を手首で八の字に回しながら、大きく腕を回すというなかなか高等テクニックが必要です。

久々に優雅な舞を見ました。 最後まで楽しい一日でした。