今年になって書いた記事に興味深いコメントをいただきました。それがねえ・・・・
ケセランパサラン フラサバソウ サルオガセ ??????
これは日本語なのか外国語なのか? で、詳しく調べてからもう一度書こうとネタを温めていたのです。
まず、ケセランパサラン(ケサランパサランかも)
これはガガイモの種の記事に頂いたコメントです。ガガイモの種のことをケセランパサランというのだと。ケセラセラに似ているからスペイン語か?なんて思いましたが、どうも袈裟羅婆娑羅からきているらしい、と言う事でとりあえず日本語ということにしておきます。地方によってはテンサラバサラというのだそうです。
てんさらばさら! そう、子供たちに読んでやった絵本の中に「てんさらばさら」というのがあって保護者向けの解説にテンサラバサラをケセランパサランというのだと、そんなことを書いてあったような気がします。なので、この不思議な言葉だけはおぼえていました。
で、その絵本を探し出して読んでみました。
その正体は、虫とも植物の綿毛とも、獣や鳥の毛とも言われる・・・
だとしたらこういうこと?
鳥の毛です。
犬の毛です。同じルートを歩く芝犬ちゃんがいて、飼い主のおじいさんはちょっとマナーに問題があって、途中で抜け毛をごごっそりおいていくみたい。
バラバラになるとこれもそれらしく見えてきます。
てんさらばさらは見つけても誰にも言わずに大切にして、増えると幸せがやってくるとか。
お話の中の少女まゆは、あばあさんの言いつけ通り誰にも内緒で白粉を振りかけてふやします。(白粉で増えるのはカビだという説もありました。)
そして、増えていくたびに何かしらの良いことがあるのです。まゆは成人し、働き者で優しい夫と可愛い子どもに恵まれて幸せにくらしていましたが、あまりにも増えすぎて隠しきれなくなつてしまいます。まゆの不審な行動のわけを知った夫のかざたろうはこう言うのです。
「そんなものなくったっておれたちいくらでもしあわせに なれるさ それでこそほんもののしあわせじゃないか。」
うーん、子どもにはイマイチピンと来ないお話だったかも。あまり繰り返し読んでやった記憶もありませんし。ただ、これほど長い間秘密を守り通し、世話をし続ける強い意志と根気があつたらかならず成功者になれなる気がしますね。
また一説には、増えたものは、幸せをお裾分けをしてあげるものだとか。
わたし秘密は守れませんでしたからせめて幸運のお裾分けを。
この写真を見た皆様に幸せが訪れますように。
保管の仕方をいろいろ考えたのですが、シンプルに広めの瓶に入れておくのが一番きれいかな?
去年の綿毛は流石に萎れてきましたが上にふんわりとプリザーブドフラワーをのせてみました。
後の二つについては、また次回に。
こんにちわ。もうこんばんわかな。
なんとか、雨に振られずに観察会が終わりました。私も、今年は私も、ガガイモの綿毛を取ってあります。
でも、これをケセランパサランというのは初めて聞きました。
そして絵本に『けせらばさら、けせらばさら』というのがあるということも初めて知りました。もうー明日でも図書館に借りに行くつもりです。楽しみが一つ増えました。(^o^)うまおクンの絵本の感想を聞きたかったです。😀楽しいお話、ありがとう。続きを楽しみにしています。
電車の中から。れんげ
観察会、雨でなくてよかったですね。
ケセランパサラン、ケサランパサラン、謎だらけで、名前もどちらが正しいのかもわからないんですよ。
絵本はもともと雑誌だったので、単行本として売られているか調べてみました。2009年に福音館から発行されているようです。
「てんさらばさら てんさらばさら」わたりむつこ作 ましませつこ絵 福音館書店
図書館にあるといいですね。
こちらの寒い地方にはないかも・・
検索したら花も可愛らしいピンクで産毛のように見えたんだけど・・
それからコメントありがとうございました。
テンサラバサラという呼び方は東北地方の言葉だそうです。北海道の方のブログにもでてきましたし、多分あるのではないかと思います。ただ、ガガイモは生えてすぐは花が咲かず、咲いても実がなるようにはまた、何年もかかるみたいで、わたしも実を見つけたのは去年がはじめてなんですよ。だから嬉しくてー 2個だけ取ってきて大事に飾ってあります。