ナワシロイチゴが熟れだしました。
これから実になるのもいっぱいあります。
けど、完全な形になるものは案外少ないのです。
ナワシロイチゴはルビーの粒を集めたように美しい、と、いつも思います。
この粒々一つ一つの中にわりと大きくて硬い種が入っていて味は酸っぱめ。それでもこどもの頃はこのいちごがみのるのは楽しみでした。ちょうど田植えの頃です。
花もかわいくて
ピンクの星を集めたよう。
子どもの頃は花より団子、食べられるということがうれしかったです。実家の周辺にはナワシロイチゴしかありませんでしたから。
ところが今の我が家の周辺にはナワシロイチゴはあまりなく、クサイチゴばかりなのです。
これは粒も大きく酸味もなくて甘い美味しいいちごです。それがどこもかしこにもあって、最近の子は見向きもしませんね。
春のまだ寒い頃から白い花を咲かせていました。
咲き終わり
それからガンガン葉っぱが茂って、何も見えなくなりました。
草刈りをしていると
葉っぱの下からいっぱい現れました。
草刈りをしていると
葉っぱの下からいっぱい現れました。
そうなんです。これは葉っぱをかき分けてみなければわからない。でも、茎に細かい棘があって、痛い思いをします。それでもやっぱり食べたい。
昔、クサイチゴのジャムを頂いたことがあります。ジャムができるほど採るにはどれだけ時間をかけてどれだけ痛い目をしたか、もう、気の毒なくらい貴重なジャムでした。
我が家のブラックベリー
まだ実がついていません。
ちょうど猛暑に差し掛かった頃に熟れるのですが、ろくに食べないうちに、ほとんど干からびてしまいます。というのも、これは本当に真っ黒にならないと酸っぱいのです。甘くなる前に干からびちゃう。
以前は毎日数個ずつとって冷凍し、貯まったのをジャムにしたりもしましたが、ナワシロイチゴに似て、酸っぱくて種が硬くて多くて、手間をかけるほどのことがなかったのです。今は、そこに生えていると言うだけですかね。
とあるお家に植えているキイチゴ。白い花が咲いて、オレンジ色の実がなります。花も実も味もクサイチゴに似ています。
写真が悪いですが、本当はツルではなくて木のように上に伸びています。時々子どもたちが失敬してたみたいです。なぜか今年は花も咲かず実もならずーどうしたんでしよう?
普通のいちご(市場で売られている)の写真がありませんが、ハウス栽培でなければ5月ごろが旬ですね。こちらは鑑賞用のいちご
ボケました。なんとも愛らしい。先日弟宅へ行ったら実がなっていました。
見た目も味も普通のいちごでした。
子供の頃に食べました
あの頃は美味しかったんです
其れこそ風邪ひいて熱だして寝込まなければお菓子なんて買ってもらえませんでしたから
苗代イチゴの赤い実をブラウスのポケットに一杯摘んで、ブラウスを染めてしまい叱られました
ナワシロイチゴもクサイチゴも身近に見かけることは有りません
本来なら今がイチゴの季節の筈ですよね
でも、今はハウス栽培のイチゴですからイチゴは冬のものになってしまいましたね
ほんの少ししかなかったけれど。少し、後ろめたい記憶です。あれが木苺だったと、後で知りました。
そうそう、あの頃は美味しかったですよね。この頃から、ナワシロイチゴの他にもユスラウメ、シャシャブ、など、子どもの手の届く場所に食べ物があって嬉しい季節でした。
こちらではクサイチゴは増える一方です。農地が荒れている証拠です。キイチゴは、気温が高すぎるのかな?野いちごは、環境の変化を表しているように思います。
ふふふ
クサイチゴにアリ🐜 わたしもあるあるです。やはり美味しいんでしょうね。実家の周辺にはナワシロイチゴしかなくて、たまに遠出してクサイチゴを見つけた時は、それこそ宝物を見つけたようにうれしかったです。
林の中に秘密の場所ー素敵、赤毛のアンみたい。いい思い出ですね。