新学期が始まってからは、朝、ポポー畑に出かけています。
完熟して落ちてきた実が地面にたたきつけられないように、ネットで受け止める作業をしているのですが・・・
これ、実が成りすぎじゃない? 今年は小さい実はどんどん落としながらネットかけをしているのですが、それでもこんなに。
摘果したポポー。もっと早くに摘果しておくべきでした。
一枝に3房も実がなっていますが、多分一枝にひと房でいいんですよね。そのひと房に実が2~6個もなっていますから、ここに写っているだけでも約20個。
収益のために植えているわけではないので栽培も自己流です。
この、丸々と太った実がかわいいと思うんです。
剪定も何もせず、密植したままで間引きもせず、茂り放題伸び放題ですので、ネットかけもなかなか。これも時期が遅かったの間に合わなかった実がつぎつぎと完熟して落下してきます。
それを拾うため枝の下に潜り込んだら、何か黄色い花のようなものが。
キノコでした。かわいい~
よく見ると、マッチ棒の先よりももっと小さい、それこそボールペンの頭みたいなのが出かけています。
で、写真を撮っているとそばに
なんと、一つの木にこんなにもニイニイゼミの殻が。
今年あまり見なかったなあと思ったけどこんなところにはたくさんいたんですね。それにしてもなぜ、この木だけ?
この木が一番古い木で、ニイニイゼミが真っ先にここに産卵したとか? 10年ほど前に植えた第1号の木の一つではあるでしょうが。
ニイニイゼミって、羽化までに何年かかるのでしょう。やはり7年くらいかなあ。
とついつい意識は生き物のほうに。 相変わらず効率の悪い仕事をしている私です。
日が高くなって暑くなったら作業終了。
そのころにはきのこがこんなになっていました。その間約30分。変化が速いですね。
そんなこんなでネットかけはなかなかはかどりません。短い時間では完熟した実を集めるのが精いっぱい。それよりも何よりも、貰い手探しも大変なのです。人と会う予定があれば必ずポポー持参。珍しいので喜んでもらってくれますが、リピーターは少ないです。特に若い人には人気がなくてー 豊かな時代に育った人には甘いだけでは魅力がないのでしょうね。高齢者はおおむね好きと言ってくれます。とりあえず今はせっせと種を取り除いて果肉を冷凍しています。そのうちなにかおいしい食べ方を工夫することにします。
セミにとって大きな木がなくなるのは致命的ですよね。
私の住む愛媛県西条市は温暖で災害も少ないいいところです。温暖化がすすんでいるせいか、近年はろくに雪も降らなくなりました。だけど、さすがに熱帯植物はハウスの中で暖房を入れて栽培しています。趣味なので枯れない程度の最低限の加温です。
今行くべき世界の観光地の中で、日本で唯一四国が紹介されているそうです。地味ですが、自然と歴史を愛する方にはとても魅力的なところ。今は若い人がお遍路する姿も見られます。そんな魅力を私のブログでお届けできるといいなあ。よろしくお願いします。
そうそう、ポポーのジャムは去年はうまくいきませんでした。今年はやり方を変えて再挑戦しますね。
それでも10年前くらいまではまだ一個くらいはみつけることも...でしたが、近年はニイニイゼミの抜け殻を全く目にしなくなりました。
気象、気温、環境が影響してるのでしょうけども...
淋しい限りです😢
四国はいろいろな熱帯の果物が採れるのですね?
九州と同じくらいにあたたかいのでしょうか?
もう60年前に一人で四国一周したことがありますが、ほとんど覚えていません。今だったら観光地など見たくもなくて、自然の森林や植物園など行ってみたいと思います。
ポポーはジャムなどいかがでしょう?