あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

変わったかえる

2010-08-05 21:59:47 | 生き物

 プラスチックの桶のふちに変なかえるがとまっていました。



 多分、普通のアマガエルです。


 アマガエルは、環境によって皮膚の色を変えることができます。 灰色をしたアマガエルなどはよくみかけますが、こんな牛模様のは初めて見ました。


 桶は、大きさの違うグレーのとクリーム色のとを重ねて置いていました。 もしかしたらこのかえる君、二つの桶の隙間で、どちらの色に変わったらいいのかわからなかったのかも


 小学生でもいれば夏休みの自由研究になりそうなかえるでした。


 これも自由研究にもってこいの、まだかえるになっていないおたまじゃくしですが、



 色が白いのがわかりますか?


 普通のオタマジャクシに比べると、こんなに白いです。


 白いかえるは珍しいと聞いていますが、この田んぼにはたくさんの白いオタマジャクシがいたんですよ。 おそらくゼリー状の卵全部が白いオタマジャクシになったのではないでしょうか。


 これこそ連れて帰って観察しようと思ったのですが、入れ物を忘れては「明日にしよう」とのばしのばししているうちに1匹もいなくなってしまいました。


 アルビノ種の白いかえるは目立つため、外敵に狙われやすいとか。 ここのオタマジャクシもさぎに食べられてしまったのかもしれません。 無事に生き残っていれば、来年また白いオタマジャクシが見られるはずです。 それまで覚えているかどうか、わたしの記憶の方が危ないものです


 ところで、変わったかえるではないのですが、わたしのブログの話題第1号となった「孤独なかえる」君(の1匹)。


 先日、非業の最期をとげました。


 なんと柿畑からでて道で車に轢かれてしまったのです。 わたしが見つけたときは、カワハギの皮の干物みたいにぺっちゃんこになっていました。 
 


 最近、毎晩聞こえていた牛のような鳴き声は聞こえません。 もうウシガエルは1匹もいなくなってしまったのでしょうか。 気になってタンクのそばに行ってみましたら、ぽちゃんと水の中に飛び込む音。
 他にもまだかえるはいるようです。
 が、これは今年生まれたかえるなのか、長年ここで暮らしているかえるなのか、いったい何匹のかえるがいるのか、他にもいるのならなぜそのかえるは鳴かないのかetc,etc. まだまだ謎の多いかえるです。
 


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ベトナム・カンボジアつまみ食いの旅その9 タ・プローム

2010-08-03 21:51:26 | 旅行

ベトナム・カンボジアのおいしいところだけをちょこっとつまみ食い、お腹いっぱいにするよりもとにかくたくさん見て回ろうという、よくばり旅行の日記です。


                                


 ライ王のテラスから真っ直ぐ伸びる道にある勝利の門。 外敵との闘いに勝利した兵士がここをくぐって凱旋してきたそうです。 ここにもナーガの胴体を引く兵士の石像が並んでいました。


 白い車は後続の電気自動車です。



  勝利の門を出たところでバスに乗り換え、午前中最後の観光場所であるタ・プロームに向かいます。


 その途中立ち寄ったのが


 タ・ケウ


 「写真を撮るだけですよ~」 と念を押されてバスから降ろしてくれました。



 


  崩れかけたままの石が妙に美しい・・・・



 ここは建設を途中でやめてしまった未完の寺院だそうです。 他の寺院に見られた精巧な彫刻はありません。


 そしてバスはタ・プロームの入り口に着きました。
 門は修復中です。



 写っているのは多分中国か韓国の一行です。 欧米人はこういう団体行動をとっているのはあまり見かけませんでした。 困るのは、日本人とよく似ていて、ついついあちらについていきそうになったり、(逆もありました)・・・ でも、かなり賑やかなので区別はつきますね。


 門を過ぎてからしばらく密林の中を歩いていきます。



 巨木が茂っているのがわかるでしょうか。 下を歩いているのはわたしたちのツアー一行


 着きました。 映画トゥームレイダーで有名になった、タ・プロームです。



 ところで、トゥームレイダーってどんな映画だっけ?


 ここは敢えて発見当時の姿を残していると言うことです。



 塀の仏像が形だけなのは、この寺院をヒンズー教に改宗したとき、切り取られたからだそうです。 この寺院は、人的、自然的な災難に耐えて今の姿をとどめています。


 塀の上にのしかかるガジュマルの木



 


 この鉄の支柱がなかったらとっくに押しつぶされていたでしょう。 しかし、遺跡は最小限の修復にとどめられています。



 ガジュマルの木は中が空洞だということです。 このような姿を見ると、木が意志を持って遺跡を支配しようとしているように思えてきました。


 最後にあまりにも有名なこの場所。



 このものすごい自然の脅威の前には、だれもが言葉を失います。 多くの人がこの場にいるにもかかわらず辺りには静謐な空気がただよっていました。


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ベトナム・カンボジアつまみ食いの旅 その8 王宮周辺

2010-08-02 08:47:41 | 旅行

 ベトナム・カンボジアのおいしいところだけをちょこっとつまみ食い、お腹いっぱいにするよりもとにかくたくさん見て回ろうという、よくばり旅行の日記です。


                                


 バイヨン寺院を出て、王宮跡へと向かいました。


 いかん、早くも記憶が薄れてきた。 ガイドブックやネットで写真を確認しつつUPしています。なんとまあ、時間のかかること。
 


  有名な遺跡は4つです。


 バイヨン寺院の北西にあるパブーオン


 手前には地上と天上とをつなぐという、空中回廊が続いています。 こちらは外から見ただけです。


 それからどこをどう通ったのか、写真を見ても、地図を見てもさっぱりなのですが、この門をくぐった記憶はありました。 



 くぐり抜けるとまた広い森が広がっていました。


 石組みにおおいかぶさるガジュマルの巨大な根元



 


 木々の間に見えるのは回廊か、テラスか



 


 そして、こんな遺跡が現れました。 
2 ピミアナカス。 王だけが入ることのできる儀式の場だったそうです。



   急な階段! 王様は足腰が丈夫でないと務まりませんねえ。


   


  ガイドのケロさんの後ろをぞろぞろついていったら、わたしたちはいつの間にか高いところに来ていました。 何処かの遺跡とつながっているらしい回廊。



 そしてこちらは


 3 ゾウのテラスです。 王が兵を謁見した場所とか。 目の前には広々とした草原が広がっていました。



 下へ降りる階段の横にはゾウの装飾が施されていました。 テラスは、たくさんのガルーダという架空の鳥に支えられています。



 


 ゾウのテラスから続く、ライ王のテラス。 



 ここには、ライ王の像が飾られているとのことですが、見ませんでした。 また、中は迷宮のようになっているそうです。 でもわたしたちはただ通りすがりに前の方を見ただけ。
  


 手前に長く伸びているのは、七つの頭を持つへび神、ナーガです。 



 ナーガの像はいたるところにありました。 ホテルの、猫足のバスタブも、こちらではナーガだったです


 こうした有名な遺跡もさることながら、森の中に点在する壊れかけた建物や、無造作に置かれた石の山が写真に撮るとおもしろいのではなかろうかと思いましたがー


 遺跡を見るのでさえ駆け足の旅では、じっくりとカメラを構えることはできません。



 これらは修復されるのを待っている石なのです。 上に上がったり持ち帰ったりすることは禁止です。


 この石の中から模様のつながっているのを探し出し、積み上げているようでした。 



 スケールの大きい立体パズル!
 これらがすべて修復を終えるのはいつのことなのでしょうか。 壊れた遺跡の多さに比べて作業する人はあまりにも少なく、たとえるならば蟻が人間の家を建てるような、遅々とした歩みのように思えました。 ーつづくー


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