



この近く、コセンダングサの背丈がぐんと伸びてきました。花も咲き、もうすぐ種ができるでしょう。そうなったらたいへん。うちの方ではコセンダングサの種をドロボウと呼んでいます。衣服につくとのがふるったぐらいでは落ちなくて、一度、取るのをあきらめてズボンを捨てたことがあります。だからこれだけは見つけ次第引き抜いていますが、なかなか根絶やしにはなりません。
人間には嫌われ者のコセンダングサですが、ちょうちょはこの花が好きなよう。昼間、いろいろなチョウが飛び回っています。
モンシロチョウ
キタキチョウ ?
ヒョウモン? アカタテハ?
シジミチョウ(ヤマトシジミ?)訂正 ウラナミシジミ
写真を撮っていると小さな羽音が聞こえました。 あらら、コセンダングサを好きなのはチョウだけではなかったようです。
夕方、お休みの時間のようです。近づいても逃げません。
ツマグロヒョウモンかな?
草刈りシリーズ,蔓の後は見つけた生き物を紹介してひとまず終わることにします。
虫は嫌いではありません。蜂でさえ、退治せずに草刈りをしました。けどちょっとだけ迷惑なのが・・・
クモ
秋が深まるにつれクモの巣が増えてきました。木と木との間に巣をかけるものですから、巣の片方をこわして通ります。でも、次の日にはちゃんと元通りになっているので、またこわして通るーそれの繰り返しでした。
しかし、この日は
すごい!
わたしはこわさずに他の通り道を通って畑の奥まで行きました。反対側からしげしげと眺めたら
写真ではわかりにくいのですが、巣は三重になっていました。つまりクモ3匹がおのおの平行に巣をかけていたのです。
最強の捕食者カマキリまでひっかかっていました。なんと間抜けな。そんな高い所を飛ぶからよ、と言いたくなりました。 あ、この小さな虫を追いかけて飛び立ったのかな?
カマキリはよく見かけました。
草陰から様子をうかがっています。
オオカマキリには緑もいました。どちらかというと緑の方が多かったかな?
よく見かけたのはイナゴ
色合いがなかなかすてきです。
これもイナゴかな? まだ羽の生えてない幼虫です。 目の周りに白い筋があります。
それから虫ではありませんが
こんなのが2個も見つかりました。よく似た巣は家の低木でも見つかったりするのですが、それよりもやや小さく、作りが雑、と言うか形が悪いです。何の巣? セッカかなと思ったりするのですが、子育ては終わってるよね? ちょっと心配になりました。
ところで、蛇などは?
見かけませんでした。そもそもヘビは臆病なので機械音を聞いただけで逃げていくと思います。それにマムシ以外は出会っても平気です。
危険生物に対しては一応用心はしています。スズメバチは多分草原にはいないと思いますが、ちょうど今頃凶暴になるらしいので、念のため、黒は身につけないようにしています。スズメバチは黒いものを攻撃するらしいので。他のハチはこちらから触ったり追い払ったりしなければ大丈夫。今日も1匹私の周りを飛び回っていましたが、知らんふりしていたらあっちへ行ってしまいました。 気づかずにうっかり触ったりしたら刺されますので、羽音には気をつけています。
ムカデもいました。木の上に。これは珍しいことです。大雨かなと思っていたら台風が来ました。地面の上だと、人間の気配を感じた時点で逃げていきますが、木の上で動かなかったので、気づかなかったらうっかり触ってしまったかも。触ると噛まれますね。
それから・・・・今日の新聞に80代の女性がマダニの感染症で亡くなったことが載っていました。マダニねえ・・・これは怖いですね。 小さくて見えないし、噛まれると死亡率高いし。 なので首から下は肌が露出しないような格好で、用心はしています。(暑くてたまらないけど)
でも、私にとって最大の敵は
太陽です。もう、しっかり日に焼けました。
世田山に登ってきました。日曜日とあって、登る人もちらほら。このくらいの人がいるのが寂しくなくていいなあ。四国カルストは人が多すぎました。
登り口に新しい看板が立っていました。
不届き者がいるようです。手前に写っている雨水を流す溝、その溝をふさぐふたをグレーチングというらしいです。気をつけて歩いて行くと、元々なかったのかそれとも外されたのか、端っこの一つ二つが欠けている場所が何カ所もありました。
世田山の登り道は、このように所々溝が掘られて、雨水が道の上を流れないようにしてくれています。この道は、不動明王を彫っているおじいさんが、毎日のように整備に登ってこられているそうです。高い段差の所には土嚢を置いて段差を小さくし、崩れかけたら新しいのと取り替え、道の落ち葉を掃いて滑らないようにし、今日は今日で、道ばたのの邪魔になるシダを刈ってくれていました。考えてみたら、雨水が流れないように溝を掘っている道などここしかみたことがありません。本当に至れり尽くせりの道なのに、罰当たりな。
いつ盗むのかねえ。 夜は暗いのに。 重たいじゃろうねえ。 それでこけて死ぬんだろうか。 いや、交通事故じゃない? 呪いの言葉で悪事をやめてくれればいいのですが。看板が読めん人だったらどうする? 呪われないんじゃない? しばらくはこの看板の話題で盛り上がりました。
目新しい花もなかったので今回はあまり写真を撮らずさっさと歩きました。が、これを見つけるとついつい止まってしまいます。
きのこ
なんか、こんがりとおいしそう。
しかも先を歩くウマオがめざとく見つけてくれるものだから、多分ほとんどのキノコを見逃さず撮影できたのではないかしら。
うちの方ではあまり見かけないカラフルキノコがたくさん。
フリルがたくさんあるきのこ
グレーがかったピンク。古くなるとベージュになるようですね。
頂上まで1,1キロメートル、標高339メートル、手軽に登れますが、結構きつい坂道です。山登りのトレーニングにたびたび登る人もいるそうです。前回は友人たちと登りましたが、孫たちと登るのもまた楽し。けっこうゆっくりと歩いてくれるのです。
家の畑のルコウソウが道を挟んだ向こう側の空き地にまで進出していました。
あらら、うちの方は? 今年は大夫花が少ないです。生えて来たとき片っ端からぬいていましたから。
もう、畑は草だらけです。この夏は本当にここをほったらかしでした。だけどよく見ればいくつか花も咲いている・・・草に紛れて。
というわけで、いいとこ撮りでアップすることにしました。
いいとこ撮り? できるわけないです。どこを撮っても草とルコウソウが混じってしまう。
8月にも一輪咲いたダリア。9月も一輪だけ。
背の低いお花もがんばっていました。
ニチニチソウ
タマスダレ
こぼれ種で咲いたポーチュラカ。これは何年かたつと黄色ばかりになるようです。
やっと咲いたノボタン
時期遅れのクロホオズキ。これもこぼれ種。
紫のセージの仲間。切って切って切りまくったにもかかわらず・・・・ 再生能力が高い。モンスターです。
場所を変えて、家の庭の方
オシロイバナは相変わらず賑やかに咲いています。
9月になってようやく花が増えてきたランタナ。そばで見ると
色変わりがたくさん。こうしてひとつひとつ見て行くとかわいいのですが、全体としてはぼけてるのよねえ。
夕方ちょこっと草を引いたら