・今日も東京紀尾井町に行く。M師匠の平家物語講座を拝聴させていただく。またまた無知を自覚してくる。まったくどうしようもない本当の不肖の弟子です。完成というものが無い。柔道も然り。100%効く技を持っていないのだ。弱いしねぇ・・だから指導者ヅラなんてできない。塾でもそう。オイラ、国語教師なんだけど、他教科もやる。こりゃいつか化けの皮がはがれるね。ま、そんなにやるつもりも無いケド。
・昨日は難行苦行して、やっとたった1000字の公募原稿なるものを書かせていただいた。あるところで発表をしないかとお誘いの連絡を受けたからである。他の記事にもしたが、こういうのは書けないものである。何故なら、他者評価を気にするからである。いかん。まだまだ無欲でいられないのだ。話にならんなぁ。
・娑婆っ気が多すぎる。本当に美人を見ても、美人に見えてしまうのだ。骸骨に肉がついているとは到底思えないのである。修行不足を嘆いている。やりたくない仕事ばかり教師生活の後半生はやっていたからなぁ。授業やってこその教師生活なのに、16年も管理職並びにそれに準じた仕事をしていたんだから話にならん。やっぱり、授業をやってこその教師でござんすよ。
・だから、もう一つの原稿は書くのが楽しかった。第2稿が8900字。あっという間に書いた。そして、別の大学にメールでお送りした。ずっとお世話になっている教育学のU師匠に。そしたら速攻で訂正が入った。そして、一日置いて昨日訂正作業に入って、約9400字。はかどる、はかどる。昨日のうちにU教授にメールでお送りした。どっかの学会誌に掲載されるそうである。楽しみ、楽しみ。
・楽しいから、さくさくさくさくと進む。アタマに入っているからだろう。ということは、専門の国文学はアタマに入っていないということになる。難行苦行であると感じる以上、そういうことである。そういうこと。
・昨日、大学受験記憶法なる古書を買って、リビングのそふぁ~でひっくり返りながら、眺めていたら、読了してしまった。赤鉛筆を片手に、ふんふんふんふんと読んでいた。塾経営者の、たまにはテレビにも出てくる御仁の本で注目していた。「薔薇」と言う字をどうやって記憶するかという本が最初に出たのを覚えている。英単語の記憶法もなかなか着眼点がいいので、楽しい本であったのだ。昨日ひっくり返って読んでいたのは、他教科での記憶法だった。予備校というか、塾でやっていることを公開されていたのである。大丈夫かいなと心配になった。ノウハウをここまで公開したら、商売あがったりである。私ならしないなぁ。
・どうでもいいことだけど。しかしである。つまらん本が多い中で、つまり読んでいるうちに、ゴミ箱にするすると投げ捨てたくなる本もある中で、これはまぁ読み応えがあった。ビジネス書は嫌いなんだけど、たまには読むこともある。ただし、105円以内。カネは高い専門書を買うために使う。当たり前である。じょ~しきであります。
・それでも買えない場合は、コピーを一部だけだが、とらせていただく。本学の院生室で(隠棲室とも言う)ある。なにしろ院生は無料なのだ。ありがたいことである。専門書を本学図書館から借りて、コピーをして、そのコピーに赤鉛筆を引きまくりながら、そして読ませていただいている。カードも、ノートもとる。徹底的に味わうのだ。そうです。生涯学習をやっているのだから、徹底しないと、アトがない。つまり残り時間が少ない。死んじゃうかもしれないのに、ウカウカしているわけにはいかんのでありますよ。いつまでも生きていたら、ご迷惑でしょうが(^0^)/ウフフ
・明日は、孫のところに行く。
・楽しみジャ。実に楽しみ。朝早くからである。昨日、居住地のショッピングセンターでオモチャも買った。おむつもバーゲンで売っていたので、100枚も買った。いそいそとワゴンで運んだ。誰が?むろんじ~ちゃんである。アタクシである。誰にも手渡さないのだ。笑っちまいますねぇ。ある意味、孫馬鹿であります。オモチャだって、気に入らなかったら捨てられるなと心配しながらである。古女房ドノに呆れられてしまった。
・なんでだろう?それはアタシにそっくりだからか。馬鹿ですなぁ。そんな気もしているからである。似ているということは、なんだか楽しみでもあるし、オレの今ある命もこれで用済みだなという感慨にもつながる。
・こういう中途半端な隠棲の仕方もあるんだろうなということに気がついたからであろう。つまり、完全に世捨て人になったわけでもないし、出家もしていないし、苦行もしていないし、美人が美人に見えて仕方ないなんて馬鹿な冗談を言っているだけだからである。隠者になりきれなかった吉田兼好や鴨長明が目に浮かんでくるのである。
・娑婆っ気があってもいいんである。
・最近はそう思うことにした。そうでなきゃくたびれる。聖人君子ぶって、他人の悪口ばかり言っているのもごまんといるが、オイラはそんな人間だけにはなりたくない。
・明日が楽しみである。孫と遊んだら、鬼怒川の温泉につかりにいく。できれば孫と一緒に温泉につかりたい。じ~じでしゅよとか言って、温泉の大浴場でず~っと一緒にいたい。ムコドノに叱られるか。あ、それは大丈夫だ。なんてったって、年金生活だから平日に旅行できるからである。その時は、みんな稼いでいるからである。ムコドノもチョウジョも旅行なんかできないではないか。サラリーマンっちゅうのは厳しいもんでっせ。
・我が人生十分楽しんでいます。では、これから東京に行って参ります。楽しみ、楽しみ。かなり早起きしたし。4時には起きてスタンバイしていたんですから。\(^^@)/