と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

今日から通学したので(暑かったケド)

2012年08月21日 21時50分12秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

 今日から大学は実質的に動いている。まだ学生さんは多くはないが、院生室と図書館にはたくさんいた。うかうかしていられない。ダブン書きを専門としているんだから、資料にあたらないといかんのである。
 
 院生室で資料を作成していた。谷川健一先生という民俗学者に非常に興味を持っているから、それを昨夜の書庫のコンピュータで本学図書館の蔵書を捜したらあったのである。うれしくなった。それで、今日も孫の面倒をみているつもりであったが、それは午前中のみで断念して登校した。クルマである。暑くてどうもならんかった。ま、許されよ。もう還暦である。無理は禁物である。愚生は学生であるから、学外の駐車場を使う。当然である。一回200円。普段は定期券を使っているが、夏休みぐらいいいだろうと思っている。近いしねぇ。自宅からも。これが片道100キロもあるようではなかなかのものがある。
 
 さらに一人暮らしをしてまで、都会に出ていきたくはない。無理をしたら、今度は体をやられる。精神の健康にも良くないと思っているからである。なにもそこまでして、ステップアップとか、なんとかという考えはないのである。あくまでダブン書きを目的にしているからである。
 
 あ、谷川健一先生である。在野の学者である。学者というよりも、「学ぶ者」と言う方であろうか。凄い方でもある。
 
 
  ウキペディアから引用してみよう↓
 
 熊本県水俣生まれ。熊本中学、東京帝国大学文学部卒業(専攻フランス文学)。平凡社の編集者として、『風土記日本』(1957 - 60年)、『日本残酷物語』(1959 - 61年)などを企画編集し、1963年創刊の『太陽』初代編集長を務める。

 その後執筆活動に入り、1966年、『最後の攘夷党』で第55回直木賞候補になる。1970年代には『青銅の神の足跡』や『鍛冶屋の母』などを発表し、民俗事象と文献資料に独自の分析を加え、柳田國男や折口信夫らを批判的に展開させた。柳田の提唱した「日本民俗学」がのち組織化が進み善かれ悪しかれ学術化、専門科学化していったのに対し、谷川は、その職業的な背景もあり、在野精神を貫き学会と距離をとった独自の執筆活動を進めた[1]。折口を彷彿とさせる小説家的想像力と、柳田の影響を受けた民俗資料の編纂とがない交ぜになっており、その業績は各界から注目された。日本史の網野善彦、文化人類学の大林太良、民俗学の宮田登、考古学の森浩一らと共同編集した『海と列島文化』(全10巻、小学館)は日本像を変えたといわれる。 1973年、共編『日本庶民生活史料集成・全20巻』で毎日出版文化賞を受賞。1981年、神奈川県川崎市に<日本地名研究所>を設立、所長に就任[1]し、現在に至る。1986年、共編『日本民俗文化大系・全14巻』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。1987年から1996年まで、近畿大学教授・同大学民俗学研究所長を務める。1991年、『南島文学発生論』で芸術選奨文部大臣賞受賞、1992年、南方熊楠賞受賞、2001年、『海霊・水の女』で短歌研究賞受賞、2007年文化功労者。2008年、日本地名研究所は神奈川文化賞を受賞。2009年歌会始に召人として臨み、『陽に染まる飛魚の羽きらきらし海中(わたなか)に春の潮(うしほ)生れて』が朗詠された。

『日本の地名』(正続)、『常世論』、『青銅の神の足跡』、『魔の系譜』、『神・人間・動物』などのほか、『最後の攘夷党』、『海の群星』等小説も多い。『海の群星』は1988年にNHKで緒形拳、石田ゆり子、織本順吉等出演でドラマ化された。

三一書房で『谷川健一著作集』全10巻が刊行されているほか、2007年より全集が冨山房インターナショナルで刊行中である。また同社で『源泉の思考 谷川健一対談集』、『魂の民俗学 谷川健一の思想』がある。



 近畿大学の教授もやられたから在野のウンタラと申し上げたら失礼かも知れないが、愚生にはそう見えるのである。また、いろいろな方のHPを見てもそういうふうに考える方も多い。
 今日、本学に出かけたのは、「谷川健一全集」があること、さらに谷川健一先生の書かれた「日本の神々 神社と聖地全13巻」があることを確認したので、拝見してみたくなったのである。これは県立図書館3館でもちょっとお借りすることができない本もあったからである。
 先生の御著書を2冊借りてきた。そして、書庫で拝見させていただいている。必要な箇所は部分コピーである。さらにコピーに書き込みをしながら、構想を練っている。楽しい作業になっている。これから生涯追求していく課題であるからである。

 要するに趣味である。だから、周囲の方々に叱られるのである。そんなもんに出費していないで、家の中でじっとしていて「家事手伝い」でもしていればぁと言われるのだ。そんなに「じじぃはじじぃらしく」していて欲しいのかね。それって固定観念じゃぁねぇの?老人はおとなしくすっこんでおれ!ってやつじゃよ。だからぼけるんじゃと思う。

 年金生活になったからって、なにも消極的に生きて、爪に火をともすがごとく、細々と生きている必要なんてまったくないのである。むろん出費は可能な限り控えたい。なぜなら、入ってくるカネは微々たるものであるからである。だから、オレのような老後はいいのだ。入ってくるカネも無いけど、宴会も殆ど無いし、つきあいにこころ悩ます必要もない。キラキラ光って、おいでおいでしているような桃色酒場に行くこともまったくない。厚化粧のたぬきか、きつねか知らんけど、おねぇ~チャンのいるところなんか前を通る気もしないのだ。まったく世捨て人同然である。黙って大学の図書館にいれば、まるっきり仙人である。(^0^)/ウフフ

 好きなことをして生きるつもりである。否、もうやっているか。だから、放っておいて欲しいのである。郷土史もやってみたいし、仏教研究もやってみたいし、中世古典文学もやってみたいし、唯識もやってみたいし、ヒンズー教研究もやってみたいし、キリスト教研究もやってみたいし、民俗学もやってみたいし・・・・・ああああああ、これって十分変人のやることである。

 そして、そんなに費用もかからんではないか。学費さえ払えば、冷房の効いた素敵な学舎で読書ができるのである。そりゃ確かに100円ショップのように安くはないが、クルマを買うよりは安いではないか。500万もかけて高級車を買うくらいなら、オレは城西国際の後に入学する大学を捜したほうが、生きがいになってさらに長生きするような気がするから不思議である。そしてその大学は今の居住地からできるだけ遠い方がいい。(^0^)/ウフフ

 そういうことを言うと、一番理解の無いのが愚生の超周辺の人々なんである。教育を手段だと思っているのである。あるいは、金儲けのために学ぶべきであるという論理である。そんなのは、完全に間違っているのだ。経済用語で教育を説明しようとしたから、荒廃がきたのだ。メリットがあるから学んで、デメリットがあるからそんなのやらねぇよというのでは、哲学なんか全く意味をなさないことになるではないか。



 今日はこれから太平記を読み始める。今までも随分読んできたけど、はまっているなぁ。太平記は多くの参考文献もあるから、容易である。読み手としては。それにしても興味がグイグイ拡散している。鎌倉時代に。室町時代に。

 さらに、最近の政治状況はこれとぴったり同じである。吾妻鏡を徳川家康が愛読していたというが、なるほどと思う。権謀術数の渦巻くくだらない世間を生きていくにはこの時代の古典は、あまりにもぴたりとはまるマニュアルですらある。今の政治家で吾妻鏡を岩波文庫あたりで読んでいるヒト、いるんかね?知らないでしゅが。それと学校の管理職サマあたりで。こんなあふぉ~のオレですら読んでいたんで。(^0^)


 また明日! 
 

コメント (2)
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8月20日(月)のつぶやき

2012年08月21日 03時44分20秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年
14:09 from gooBlog production
趣味でやっているだけだけど blog.goo.ne.jp/tym943/e/16b62…

14:25 RT from web  [ 36 RT ]
断層のずれ、日本海溝の底まで到達 東日本大震災 t.asahi.com/7poa
asahiさんのツイート

14:25 RT from web  [ 1 RT ]
しかし、へびに姿を変えた誘惑する者が近づいて、「それを食べると神のように善悪を知るものとなることを、神は知っておられるのです」と神の愛を疑い、そむくようにそそのかしたのです。 #mikotoba #seisho e-seisho.net
聖書のみ言葉-入門編さんのツイート

14:25 RT from web  [ 32 RT ]
わたしは一般大衆を責任の対象と見なしたことは一度もありません。わたしは個人を相手にします。わたしは同時に一人しか愛せません。同時に一人にしか食べさせることはできないのです。対象はつねにひとりなのです。
マザー・テレサさんのツイート

14:26 RT from web  [ 4 RT ]
大して仕事もしてないのに「最近の学生は~」「大学の執行部が~」と語り出す職員を見ると、先輩だろうがケリを入れたくなる。
これでも大学職員さんのツイート

14:26 RT from web  [ 3 RT ]
毎日1科目二時間以上勉強すれば成立。 @tsunemitsu: 学長(T_T)。質疑応答が一番の情報共有だと思う僕が通ります。 RT @__obake 学生時代東大で講義はなく質疑だけという授業があったが、まったく質問が出なかった。日本の学生意識では無理では… #放送大学
岡部洋一さんのツイート

by tym943 on Twitter
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/