2a-a=2という珍答
数学をまがりなりにも塾で教えていると、上記のような答えをするのがいるかもしれないと、ふと思った。(バイトをしている塾にはいないケド)つまり、数学というのはある約束ごとから成り立っているのであって、その約束事が個性的なものであるならば「2a-a=2」というのも、間違いではないのかもしれないということを言いたいからである。珍答と言って笑っていたら、ある日突然、ひっくり返っているかもしれない。あくまで、かもしれないというだけである。ま、そういう時代が来たら、楽しいであろう。それこそひっくり返って卒倒してしまう爺が私であろう。
しかし、何が正しいかというのは千差万別。自然科学でも、いろいろな説があって、学派があってということを初めて知った。なにしろ素人であるからだ。なんでも素人。最近よく取り上げている池田清彦センセにだいぶ感化されているからだ。進化論だって、いろいろな立場があるのを知ってしまった。昨日から、「ダーウイン進化論の現在」(E・マイヤー著 養老孟司訳 岩波書店)を、読み始めているからでもある。こっちは居住地の大図書館から借りた。借りたからシャーペンでメモを書き込むことができない。できないから、書庫にある複合機で部分コピーをしながらそのコピーされた紙に書き込んでいる。読後感が良かったらさらにノートをつける。暇だからできる。まさにまったく暇である。暇そのものである。
複合機といえば、先月買い換えたのだが、これがかなり調子がいい。ブラザーという会社の、昔でいえばページプリンターである。安いし、性能がいい。前に使っていた同じ会社の複合機より格段に早い。コピーがである。考えない。機械が。以前学校で職業人をしていたときに、コピー機にはお世話になったが、それよりも早い。これはありがたい。まるで、若者のようだ。しかも、人間の若者と違って、爺のワルクチを言ってこない。楽しい。資料がたくさんできるからである。
話題をもとに戻す。
さらに、環境行政の胡散臭いことも知った。捕鯨反対と牛・豚・鳥の食肉問題との関わりも知った。以前から、もしかしたらそういう胡散臭い状況があるのかもしれないと、薄々思っていた。そしたら、はっきり書かれているではないか。池田清彦センセによって。
つまり、前提が何になっているかということである。
「2a-a=2」ということを、頑なに信じていたらそうなってしまう。答案に堂々と書いて恥じないことになる。
何を言いたいかというと、マスコミやテレビのことである。報道されているからと言って絶対に正しいと思ってはならない。ところが、私はそう思ってきた。アホだからである。アホな庶民である。マスコミ、テレビ、ラジオ等々を信じてきた。まったく、まったく。
活字になっている、あるいはマスコミがやっているとなると信用してしまう癖があるからだ。
さらにNHKも堂々と言われる。「公安及び善良な風俗を害しないこと、政治的に公平であること、報道は事実をまげないですること、意見が対立している問題についてはできるだけ多くの角度から論点を明らかにする」ということを。
このNHKの立場も信用していた。しかし、果たして本当にNHKがこれをやっているのかという疑問もある。けっこう偏向しているニュース番組もあるからである。ましてや、アナウンサーが個性を出しすぎる報道もちらほら見かける。美人アナウンサーである。人気があるのが、ご自分でもわかっておられるのであろう。つまらないダジャレを連発してウケねらいをやっている。民放と変わらない。
ちなみに、私は美人というのは胡散臭いと思っている。ご縁がないからである。さらに、美人は自分勝手である。世界に私ほど綺麗なオナゴはいないと思っている。シンデレラ物語のようである。魔女的なリアリティがある。しかも潜在意識では、シンデレラを探しているのだ。さらに、鏡を見てうっとりしている。自画自賛である。もっと言えば、阿諛追従をする自称フェミニストのバカなオトコどもが、チヤホヤする。だからうぬぼれる。
ま、ご縁がないから関係ない。関係ないから言いたいことを言っているだけだ。これが爺になった証拠でもある。相手にされないだけだが。特に美人に。
NHKに戻る。
4月から夜のニュース番組に登場してくるメインのキャスターは、国営放送ではないからとかなんとか記者会見で言ったらしいが、だったらなんで受信料を徴収するだろうか。疑問に思うからである。年金生活者には受信料はきついからだ。少しでも安い方がありがたいからだ。夜のおかずが一品増えるではないか。せめて、年齢別代金にしていただけないだろうかと思う。商売でやっているのではないからというのなら、堂々と国営放送だと言えばいいではないか。そう思うからである。
さらに、天下の大新聞である。
あっちも信用していた。絶対に間違いはないだろうって、思っていた。なんといっても、天下のエリート集団(自称かも知れないケド)が編集している大新聞である。それが、いろいろあった。いろいろあって、世間から相当叩かれた。
ありゃ~、である。
だったら、私のような無学な庶民は何を信用したらええのだ?と正直思ったのである。「2a-a=2」レヴェルだからである。私は。
もう少し、庶民レベルに合わせていただきたいものである。
明日四日、文科省に、教育再生会議から提言がある。
大学を「全世代向け」にするのだという。
やっとここまで来たかと感無量である。
つまり生涯学習である。昨日のYahooニュースに以下のようなことが書かれていた。引用する。
「政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)が4日に安倍晋三首相に提出予定の第6次提言で、全ての人が生涯学び続けられる社会を目指し、大学や専修学校に対して現行の若者中心から全世代向けのカリキュラムへの転換を求めることが1日、関係者への取材で分かった。大学で社会人向けコースを充実させることや、子育て中の高卒などの女性のための保育環境の整備などを促す。
提言では、社会が目まぐるしく変化する中で、生涯を通して活躍していくためには、高校や大学までの知識では不十分と指摘。社会人になった後も、大学や専修学校で、新たな知識や技術を学び続けていく必要性を強調する。
そのため、大学などには社会人向けのコースを充実させることを求め、国が積極的に支援するとしている。24時間いつでも学べるよう、放送大学には、スマートフォンでも視聴できる授業科目の開設を求める。
「全員参加型社会」の実現へ向け、女性や高齢者の活躍支援も明記。大学などに対しては、女性の職場復帰や再就職の支援のほか、高校などを卒業後、子育てや介護に当たっている女性が生涯にわたって継続的に学べるよう、休学や在籍期間の弾力的な運用も促す。
教育による地方創生として、大学が地元の自治体や企業と連携して、実学を重視した教育プログラムを開発し、地域の求める人材育成を目指すことや、全公立小中学校を地域住民や保護者が運営に参加する「コミュニティースクール」化することの検討などを求める。
また、高齢者が大学の近くに居住し、生涯学習や若者と交流する一方、大学病院などと連携し、医療や介護のサービスも受けられるコミュニティーの普及に向け、モデル事業を実施することも盛り込む。」
ちょっと長くなったが、(^.^)ご(-.-)め(__)ん(-。-)ね(^.^)である。
実に嬉しいのだ。
ここまで来たかホトトギスである。
これまでなかなか生涯学習は、日の当たる場所には登場してこなかったからである。
「2a-a=2」レヴェルのバカ爺だけれども、こんなささやかなことが実に嬉しいのである。
4月から、老人大学に毎週火曜に生徒で行くからである。すぐ近くに分校があるから、通学できる。生涯学習の本山でもある。楽しみ、楽しみ。もっとも(元)美人がたくさんいたら、参っちまうけどねぇ~。相手にしていただけないだろうから。
わはははっははは。
あ、もう3000字を過ぎた。
これくらいにする。
おつきあいいただいて感謝します。
(^_^)ノ””””