本やDVD,CD等々を手元に残しておくのはやめようと思う。そんなもん、書庫に残しておいても残された家族が迷惑であるからだ。なぜ、残しておくことに拘るのかというと、無くなってしまったらどうするんかぃ?という不安があるからだ。
しかし、考えてみれば本はKindleで読めるし、DVDもCDもインターネットで見て聞ける。落語が良い例である。いつでも好きな落語家に接して聞ける。
良い時代になったもんですよん。
山形の超田舎で生きていたときは、こうじゃなかった。まずは図書館で借りた。そしてどうしても残しておきたいのは、買った。小遣いで。
しかし、そうやって手に入れた書籍は今はまったく家にない。あるのは、新聞配達してやっと買った全集本である。夏目漱石、森鴎外、太宰治、ドストエフスキー、柳田国男、折口信夫、島崎藤村、芥川龍之介、中村幸彦、卒論の対象になった椎名臨三などがある。これらは捨てられない。苦学していたときに、いじけていたボキの精神を支えてくれた作家たちである。実はもっとあるのだが、自慢話になるから省略する。
しかし、捨てるべきモノはもっとある。ボキのこだわりである。くだらないプライドもある。そんなもん、要らない。不要である。
要らないとなると、戒名も要らない。ボキの本名で死にたい。おっとそれだと、家族が墓に入れないと文句を言ってくる可能性がある。自分一人の墓ではないだろうって(^_^)。
しかし、死んだ後のことまで関わっていられない。
遺産もなんもないからなぁ。残すものは、髪の毛だけ。ウソですが。残せないのが髪だから。最初からないので、髪の毛だけは。
昨日、バイトでやっている原稿書きが二本終わった。これで二本分の原稿料が入る。残り一本。これからやる。あるアイディアがあって、スラスラ書けてしまった。なんでもやろうぜ、ホトトギス。
春が来たら、コロナも無くなって欲しい。
BYE-BYE!