奈良・吉野大淀「大阿太高原」で出会った梨をもう1つご紹介します。
「中出梨」
奈良・吉野大淀。
大阿太高原で、たった1件の農家さんでしか作られていない梨。
二十世紀から突然変異で生まれた梨だそうです。
見た目は二十世紀梨。
比較のために二十世紀梨と並べてみました。
右が、二十世紀梨です。
でも、よくみると、中出梨は、表面の点々(コルク)が大きいです。
写真は二十世紀梨に似ていますが、リンゴのように縦長になることも多いそうです。
香りはリンゴに似ています。
で、口に入れると、
リンゴの風味の後に、強い甘みがあとからジワジワ来ます。
しかも酸味はほとんどない、不思議なナシです。
歯触りはサクサクしさていて、豊水やあきづきに近い感じか、気持ち柔らかめです。
そして果汁はジューシー。
でも、このナシ、農家さん曰く
「収穫時期の見極めや食べごろの見極めが難しい」
「手間がかかるため大量生産が難しい」
だそうです。
果肉もデリケートな気がします。
皮が黄色くなると香りがよくなりますが、そうなると果肉の色が透き通りはじめ、
傷みが早いそうです。
収穫の際の取り扱いはもちろん、
日ごろの世話も、他の品種と比べて、ご苦労があることとお察しします。
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