5月26日夕方「大絵巻展」を見に京都国立博物館に行ってきました。
6月4日までの開催だけれど、金曜日の夜は8時半まで開館時間が延長されているので、ねらい目だと思ったのです。(入場時間は7時半まで)
人出は、平日のこの時間なので幾分少な目だろうと思いますが、それでも、源氏物語と鳥獣戯画の部分は20分待ちの行列で、その他のところもなかなか人の列が途切れないので、最後のほうから空いている場所を選んで見ていきました。
絵巻は国宝や重文のものばかり、ものすごくたくさんの陳列で、圧倒されました。しかし、どれも一部分なので、一つの絵巻の続きをじっくり見てみたい気持になって何か物足りなさが残りました。
印象に残ったものは、「桑実寺縁起」。この前行った安土町にあるお寺です。
京都国立博物館旧本館と旧正門
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は、1895(明治28)年築の煉瓦造り、片山東熊、足立鳩吉の設計です。
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よくこんなエキゾチックな建物を建てたものだと感心してしまいます。
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建物の内部も、真っ白なコリント式の列柱と天井やドアの装飾が素晴らしかったけれど、撮影禁止でした。