今年の京都の桜は例年より早く開花し、3月末にはもう満開になっていました。
しかし、花が開いたと思う間もなく雨の日が続いたので、このままじっくり花を見ることもなく終わってしまうのではと心配しながら日和見しているうちに。。。4月2日(木)にやっと晴れ間が出てきたので、花見に行って来ました。

行ったのは、京阪八幡市駅から歩いて10分程の近くにある「淀川河川公園背割堤(せわりてい)」です。
男山と山崎の間で木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川になる地点で木津川と宇治川の間に長く延びる土手に1.4kmにわたって約250本のソメイヨシノが植えられています。

八幡市駅に着くと、大勢の人がぞろぞろと歩いて花見に向かっています。木津川にかかる大きな御幸橋を渡っていくと、

左手に長く桜の堤が続いています。


橋を渡った所から桜の木が両側から道を覆ってトンネルになっています。
この近くに、食べ物や特産品を売るテントもたくさん出されていました。今年の八幡桜まつりは4月1日~12日です。



晴れた青い空に桜の花がよく映えています。


1.4kmは歩くと相当長かったですが、所々に休憩ベンチがあり、休みながら行くと、最後の突端は階段になっています。

その先には右側から流れてきた宇治川が回り込んできています。
向かい側に大山崎山荘美術館が見えます。

先端の階段から降りると、堤の両側にも道があって、そこからまた桜並木を見上げながら歩いて堤の付け根の方に戻ることができます。

桜のトンネルの内側からと外側からの二回楽しめるしくみになっています。

広い河川敷にシートを敷いてお弁当を食べました。
ぽかぽかと暖かくて気持い~い。

南側を見ると、石清水八幡宮のある男山が横たわっています。
犬の散歩をする人、バーベキューをする人、ボールで遊ぶ子供、暖かい日差しのもとそれぞれに「お花見」を楽しんでいました。
しかし、最近ここが桜の名所として知名度が上がってきたせいか、晴れの日にお花見の人が集中したせいか、人出が半端ではなかったです。中には中国語も飛び交っていて、ウェディングドレスとタキシードで撮影をするカップルを3組も見かけました。海外から日本に結婚式をあげに来ているのかな?